公開日:2023.06.19 更新日:2024.03.11 閲覧数 23,451 (月間365)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

クラウドストレージサービスにはOneDrive、Dropbox、G Suiteなどさまざまな種類がありますが、オンラインストレージに格納されたデータをNASに同期させることができます。

ここでは多くが使用しているGoogleドライブをNASに同期させる方法を紹介します。NASのバックアップの重要性やファイルの種類なども理解しておきましょう。

NASにバックアップするメリット

クラウドストレージは端末を選ばずどこからでもアクセスできる魅力があり、災害などでもデータの消失などのリスクを防止しますが、Googleドライブを無料で使うには容量に制限があり、ビジネス向けになると運用コストもかかります。

NASを導入するのであれば、これらのデータをNASにも連携させるほうが効率的です。同時にバックアップもできるので、データをさらに補完できるというメリットがあり、クラウドストレージやPCに問題が発生してもNASからデータを復旧することができます。

また、NASにデータを保存することで、クラウドストレージに空き容量をつくることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。QNAPの場合は、節約モードの設定も行えるため、NASとGoogleドライブの両方のストレージを節約させることも可能です。

設定手順

「Cloud Drive Sync」アプリはサービスが終了しています。最新の同期方法に関しては、QNAP NAS「Hybrid Backup Sync 3」によるクラウドバックアップ方法を確認してください。

ここでは、QNAPのNASを想定してNASアプリである「Cloud Drive Sync」の設定をしていきましょう。まずはApp Centerから「Cloud Drive Sync」をインストールし「開く」をクリックします。「アカウントの作成」を選択、新しいアカウントを登録しましょう。

次に同期ジョブを作成します。「同期ジョブ管理」「ジョブの作成」を選んでいきます。「フォルダーの選択」からGoogleドライブを選択してクリック、またコピーするNASのフォルダー先も指定しましょう。

今度は「ジョブスケジュール」から「リアルタイム同期」を選択、「ルール」ではサイズや変更日、ファイルのフィルタリングも設定できます。

「Google ドライブのファイルをMicrosoft Officeのファイル形式に変換します」という表示にチェックを入れ、内容に問題がないか確認し、「作成」をクリックすると同期が開始されます。ファイル形式の変換については後述します。

同期が完了したら、バックアップ先フォルダーなどから正しくデータが保管されているか確認しましょう。

Googleドライブへ同期させる場合

Googleドライブに同期させるとき、同期方法を選択する必要があり、同期方法は主に「双方向」「遠隔での変更のみ」「ローカルでの変更のみ」の3種類があります。

「双方向」の場合は、NASとクラウドストレージのデータが同じようにバックアップされている状態です。

「遠隔のみ」はGoogleドライブで行われたデータの変更がNASに同期され、「ローカルのみ」はNASで行われたデータ変更がGoogleドライブに同期される状態を指します。今回のようにクラウドストレージからNASへ移行する場合は、「遠隔での変更のみ」を選択しましょう。

ジョブ作成をクリックして同期が開始される前にも同期方法が確認できるので、チェックしてから実行をクリックしてください。

NASに保存しておけるファイルの種類

NASに保存する場合、Googleドライブに保存されているデータすべてを同期させることもできますが、「ジョブ作成」の中で任意のファイルのみを指定することもできます。

消失したくないデータのみを一つのフォルダーにまとめ、バックアップするように設定すればNASのストレージ容量の節約にもつながるので整理しておくとよいでしょう。

Googleドライブのバックアップで注意したいのは、Googleドキュメント、スプレッドシートの保存です。NASのアクセスはファイルレベルで行われるため、ドキュメントのような個々のデータを含んでおらずこのまま同期しても再生することはできません。

同期の実行をする前にデータリストから「Google ドライブのファイルをMicrosoft Officeのファイル形式に変換します」という欄にチェックを入れておくことで、OfficeのWord形式、キャプチャ写真(jpeg)などの形式に変換されます。

リストにはファイルごとに容量が表示されるので、「1KB」のように少ない容量であればデータが含まれていないことが分かるので確認しておきましょう。

まとめ

NASを使えば、オンラインストレージのデータを自動でNAS内にバックアップできるため、システム障害などがあってもすぐに対応できます。

同期させる方法は一つだけではなく、QNAPでは「Cloud Drive Sync」をインストールするやり方もあります。基本的なやり方は同じで「ジョブ管理」から指示に従いながら必要な情報を入力していきます。まずはメーカーのマニュアルをよく読んで手順を把握し、機能を有効活用しましょう。

QNAPは台湾のネットワーク機器専業メーカーで、世界28カ国で展開するグローバル企業です。IT機器の専門商社で、QNAPの正規代理店でもあるテックウインドは、豊富なノウハウを基に的確なモデル・構成のご提案をいたします。

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