HDMI‑over‑IP H.265/H.264 エンコーダ/デコーダ

H.265/H.264圧縮と低帯域(1-10Mbps)対応でHDMI信号を効率配信。
PoE給電やブラウザ管理にも対応。

メーカー型番
VS-2101X
TEKWIND型番
BLA-VS-2101X
JAN/UPC
0822088277750
HDMI‑over‑IP H.265/H.264 エンコーダ/デコーダの主な特長
  • 最⼤ 1920x1080 @60Hz の解像度
  • HDMI ビデオとアナログ オーディオ⼊⼒信号を、H.265/H.264 IP パケットに変換
  • H.265/H.264 IP パケットから HDMI ビデオをデコード
  • 低ビットレート 1-10Mbps の利用のため、インターネット越えや Wi-Fi 構成も可能
  • 固定 IP、DHCP、自動 IP 設定に対応
  • マルチキャスト、ユニキャストでの使用
  • PoE スイッチ、電源アダプタ(別売り)からの電源供給
  • ブラウザから設定が可能

VS-2101X の特長

フル HD

フル HD映像を
距離制限無く取り込み
(LAN ケーブル、IP プロトコル使用)

効率的な配信

H.265/H.264 エンコード処理で
映像品質を保持しつつ
低帯域で利用可能
(使用帯域:1 ~ 10Mbps)

柔軟な配信拡張性

マルチキャストモードでは
受信端末数の制限なく
大規模なネットワークにも適用可能

インターネットで伝送

インターネット越え、WAN、VPNで接続可能

最適化された制御

ブラウザから設定が可能

VS-2101Xの利用シーン

遠隔地へのリアルタイム映像配信

LAN またはインターネットを越えてのリアルタイム映像配信

同一拠点内映像配信 (デジタルサイネージ)

デコーダの設置台数の制限なし(マルチキャスト通信)
低帯域 かつレート制限も可能なため、既設の LAN への相乗りが容易

導入事例

専門学校向けリモート講習配信
低コストで受講者増加

図1 講習の模様を複数の拠点に同時配信。遠隔地へも1秒以内の遅延で配信。

課題・要件

  1. 資格試験の講習会を複数拠点へ配信したい
  2. 低コストでかつ既存の映像・音響設備を活用したい
  3. 事務スタッフが簡単に設定・配信できるようにしたい

解決方法

  1. H.265エンコーダ/デコーダ「VS-2101X」で同時に複数拠点に配信。
  2. 遠隔地へも1秒以内の遅延で配信。拠点内なら200ms 前後の遅延のみ。
  3. エンコーダ/デコーダのモード変更で配信側と視聴側の機能を切替えることも可能。

導入の結果

  1. 同時に複数拠点で講習できることで受講者が参加できる日程を増やせた。
  2. 既存のプロジェクタや音響設備と連動し、追加設備を最小限にできた。
  3. 各拠点で事務スタッフや講師が簡単に設定できた。

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製品仕様 SPEC

基本仕様

ビデオインピーダンス
100オーム
アナログオーディオ出力インピーダンス
470オーム
最大オーディオレベル
2Vrms
レイテンシー
低レイテンシー180ms(1080p@60Hz)
入力解像度
1920x1200@60Hz 4:4:4
インジケーター
LED:電源(1)、ステータス(1)、RJ-45(2)
電源
POE AFモード(48V、0.25A)
ユーザーコントロール
IDモードボタン(1)
コネクタ
入力ビデオ:HDMIタイプA(1)
出力ビデオ:HDMIタイプA(1)
コントロール:RJ-45(1) 10/100/1000BASE-T イーサネットポート
寸法
ケースのみ:H2.5 x W23.1 x D10.8 cm
すべて込み:H2.5 x W23.1 x D11.7 cm
重量
0.79 kg

法令関連

電気用品安全(PSE)
PSE対応
電波法(TELEC認証)
対象外
RoHS対応
RoHS対応