TOSHIBA(システムソリューション)
株式会社ウッドエステート様
2019.02.27
他社との差別化を考えサイネージを導入
こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
デジタルサイネージには、放送のように1wayで情報を提供するタイプと、インタラクティブな2wayタイプがあります。今回は無線に対応したインタラクティブ型デジタルサイネージの特徴、機能について解説します。
インタラクティブ型デジタルサイネージは、タッチパネル機能や、人の動きなどをモーションセンサーで検知して、ユーザーと双方向でコミュニケーションしながら、情報の収集、コンテンツの発信をします。
ネットワークに接続されているので、コンテンツの配信や切り替えなども、管理センターから遠隔操作で実施できます。モーションセンサーは、人が近づいてきた時、画面を自動で切り替え、双方向型の選択画面などを表示することができます。
成田空港で提供しているInfotouchサービスは、インバウンド需要を取り込むために、2017年にスタートした、フライト案内、館内施設(レストラン、諸施設)、交通案内を目的とした、インタラクティブ型のデジタルサイネージサービスです。
空港も、LCCが拡大し、フルサービスの時代から、セルフサービスを前提にした、空間に変化しつつあります。Infotouchは、9つの言語に対応し、画面をタッチすることで、目的の行動に素早く移れるような仕組みづくりを用意しています。
典型的なのは、航空機の搭乗券のバーコードをスキャンすることで、搭乗カウンターや、搭乗口までお客さまをナビゲーションできることで、余計な情報を入力せずに、すぐに行動に移れるのが特徴で、音声言語自動判定機能や、検索機能も実装しています。
モーションセンサー機能は、テレビゲームの技術を活かしています。マイクロソフトのゲーム機「XBOX360」は、物理的なコントローラを利用せず、操作のできるゲーム機として開発されました。
それを実現したのが「Kinect」というデバイスで、2012年に「Kinect for Windows」が販売され、商用利用ができるようになりました。
主な用途としては、全身の動きを感知する「モーションセンサー」、人間の動きを把握する「骨格トラッキング」、プレイヤーの「顔認証」、環境音や人間の言語などを聞き分ける「音声認識」機能が安価なデバイスで実現できるようになりました。その他にも様々なセンサー技術が利用されています。
このような機能を活用して、利用者情報を収集し、男女別の映像を上映したり、「あくび」や「くしゃみ」を識別して、飲料や薬のコマーシャルを流したりすることもできます。駅のホームに設置した最近の自動販売機も、このような技術を利用して、インタラクティブなプロモーションをしています。
さらに、モーションセンサー機能と3D映像技術を連携させ、人の動きに合わせて、仮想試着を実現し、クーポンの発券といったプロモーションも実現しています。
残念ながら2017年にKinectは生産終了となってしまいましたが、代替製品として、インテル®の「RealSense」やASUSの「Xtion 2」などが出ています。
インタラクティブ型の映像は、最新の映像技術によって、私たちの想像を超える、インパクトのある映像を提供しますが、それだけでは、一部の人の満足は実現できますが、大多数の人々のニーズを満足することができません。
時間や状況よって、インタラクティブなコンテンツと、従来型の1way型の広告映像を組み合わせること、テレビ広告やモバイルとの連動など、単に技術的な面白さだけでとらえるのではなく、広告やプロモーションを含めた、マーケティングミックスとしての、最適ミックスを構築する必要があります。
インタラクティブ型デジタルサイネージは、技術革新の中で、単なる電子看板から大きく飛躍しつつあります。しかし、デジタルサイネージに接触する時間は、生活時間の中では、まだまだ限られています。今後のメディアの位置付けと、コスト削減、技術の標準化、人材の育成が発展の課題です。
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