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ルーターについて応用編

高性能と使い勝手を両立。ファイアウオールや帯域制限なども可能な「RT-AC87U」

「RT-AC87U」は、送受信アンテナ4本を搭載し、最大1734Mbpsの高速通信に対応している無線LANルーター。電波は広範囲に到達するため、フロアが別れている場合でも、快適にネットワークを使用できます。社内のネットワークを高速化することはもちろん、高度なセキュリティ機能や、ファイル共有機能などにより、ビジネス現場で実用的に使えるルーターとなっています。

これまで紹介してきたように、「RT-AC87U」を使うことで、企業資産を守りつつ、業務効率や生産性を向上させることが可能となっています。今回は、「RT-AC87U」の「ファイアウオール」機能と「帯域制限」機能について紹介していきます。

ファイアウオール(防火壁)とは、その名前からもわかるように、外部からのサイバー攻撃から社内ネットワークを守る「壁」の役割を果たすネットワーク機器。最近では、小規模企業をターゲットとしたサイバー攻撃も増加していることもあり、小規模企業でもファイアウオールの導入を進めています。

「RT-AC87U」には、このファイアウオール機能が内包されています。これまでも紹介してきたように、GUIによるインターフェースで設定も非常に簡単なので、専任の技術者も不要です。市場に流通しているファイアウオールと比べても、導入のハードルが非常に低く抑えられています。

詳細設定メニューから「ファイアウオール」をクリックすると「ファイアウオール」の設定画面が開きます。
DoS保護なども有効にしておきましょう。

「URLフィルター」機能を使うと、業務に無関係なサイトへのアクセスを制限することができます。

SNSや掲示板サイトなどを追加すれば、これらのサイトを介した情報漏えいリスクも低減するでしょう。

次に帯域制限機能について紹介します。現在、ブロードバンドの普及により、高速なネットワークを利用できるようになりました。インターネットブラウズやメール二加え、SaaS、Web会議システム、IP電話などインターネットを使ったサービスも拡充されています。ネットワークは、企業におけるライフラインとなっているのです。

そのネットワークで、最近問題視されているのが「帯域」。ユーザーが数人程度であれば、ほとんど気にする必要がありませんが、数十人以上で帯域を取り合うネットワークでは、状況が変わってきます。

このような状況で、数人のユーザーが大容量のデータを送受信してしまうと、ほかのユーザーの通信が遅延したり、サービスが停止したりするケースも出てきます。業務に欠かせないIP電話やWeb会議システムが使えなくなる、ということもあるのです。このような状況にならないように、あらかじめ特定の通信における帯域を確保する方法が「QoS」です。Web会議システムやIP電話、業務アプリケーションなど、業務に欠かせないサービスについては、あらかじめ帯域を確保しておくようにしましょう。

「Adaptive QoS」をクリックすると、帯域のモニタリングや設定などを行えるようになります。

「QoS」タブをクリックすると、帯域制限の設定を行うことができます。まずは、アップロード/ダウンロードの帯域を入力しておきましょう。

「QoS」のルールは定義することもできます。
任意のサービスの優先度を個別に指定するも可能です。

これまでも紹介してきましたが、「RT-AC87U」の一番のメリットは、その使いやすさにあります。日本語化されたGUIはわかりやすく、直感的に使うことができます。「ネットワークマップ」を見れば、ネットワークに接続しているクライアントを確認することも可能です。「RT-AC87U」は、小規模企業での使用に十分耐えうる、使いやすく実用的な無線LANルーターといえるでしょう。

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