監視カメラシステム用のHDDに求められる条件①「シーケンシャルリード／ライト」

監視カメラ用のHDDに求められる条件①「シーケンシャルリード／ライト」

たとえば、監視カメラのストリーミング映像は、いままさに別の場所における映像がネットワーク上をリアルタイムで流れてきているわけで、次々に送られてきている映像を次々と連続で記録していく必要があります。

別の場所で記録された後の映像データーではなく、生のライブ映像です。そのライブ映像を、停止させることなく連続して記録していくのが監視カメラシステムの機能です。つまり、次々に送られてくるリアルタイムの映像データーを、そのままHDDに連続して記録し続けることが必要になります。

この連続して記録し続ける処理を「シーケンシャルライト」と呼びます。監視カメラのシステムで行われる処理は、ほぼこのHDDへのライブ映像のシーケンシャルライトになります。

映像データーの読み出しも、ある特定の日時に記録された映像の初めから何分間といったように連続して読み出すことが多く、こうした読み出し処理を「シーケンシャルリード」と呼びます。

対してパソコンの場合は、シーケンシャルリード／ライトといった処理よりも、様々なデーターの読み書きが必要とされるので、ランダムアクセス性能が重要になります。PC向けのHDDでは、こうしたランダムアクセス性能を重視して製造されているのに対し、WD Purpleは、シーケンシャルリード／ライト性能を監視システム向けに最適化して製造されているのです。

監視システム用HDDは “WD Purple” をお勧めいたします。
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