製品の概要
SW1040Aは、CAT6対応のレイヤー1(物理層)A/B切替スイッチです。 1系統の共通ポート(C)を、2つのネットワーク(A/B)のいずれかへ完全に物理的に切替でき、ネットワーク機器や回線の冗長化、切り分け、セキュリティ用途に適しています。 内部はラッチングリレー方式を採用しており、電源断時でも切替状態を保持します。
主な特長
レイヤー1(物理層)でA/Bを確実に切替
共通ポート(C)をAまたはBに接続する物理切替方式。プロトコルに依存せず、ネットワーク冗長化や切り分け用途に適します。
CAT6 RJ45で10/100/1000 & 10GbEに対応
10/100/1000BASE-Tおよび10GbEのデータレートに対応。データ形式やプロトコルに依存せず透過的に動作します。
ラッチングリレーで電源断でも接続状態を保持
ラッチングリレー機構により、停電や電源取り外し時でも切替状態を維持。想定外の切替を防ぎ、運用の確実性を高めます。
前面ボタンの長押し操作で誤切替を抑制
前面のA/Bプッシュボタンは約1秒の長押しで切替。誤操作リスクを低減し、現場での確実な運用を支援します。
ドライコンタクトで遠隔切替(端子台)
背面の6ピンターミナルブロックにより外部ドライコンタクト入力でA/B切替が可能。制御装置やスイッチと連動できます。
状態出力リレーで切替状態を外部監視
ステータス用リレー接点により、現在の切替位置(A/B)を外部へ出力。監視やインターロック用途に活用できます。
利用シーン例
セキュア/パブリックネットワークの物理切替
社内LANとインターネット検証環境など、異なるネットワークを1台の端末から物理的に切替。ネットワーク分離を保った運用に有効です。
回線冗長化(主回線/バックアップ回線)
共通ポート(C)側の機器を、A/Bいずれかの回線へ切替して接続。手動切替や外部ドライコンタクトによる切替で、冗長化構成に対応します。
ネットワーク検証・評価・切り分け作業
複数のネットワーク構成をボタン操作で切替。ケーブル抜き差しを減らし、検証・テスト・障害切り分け作業を効率化します。
サーバー/NASへの接続先切替(10GbE対応)
10/100/1000および10GbEのデータレートに対応。用途に応じて接続先ネットワークを切替し、管理や検証用途に活用できます。
遠隔操作/インターロック連動(ドライコンタクト)
背面端子台のドライコンタクト入力で外部機器と連動した切替が可能。装置の状態に合わせた経路切替や運用手順の自動化に役立ちます。
よくある質問(FAQ)
注意事項
- 本製品はRJ45(CAT6)によるレイヤー1(物理層)のA/B切替スイッチです。信号の分配や同時通信を行うハブ/スイッチ用途には対応していません。
- COMMON(共通)ポートに接続されるのはAまたはBのいずれか一方のみです。複数ネットワークへの同時接続はできません。
- 切替操作は前面プッシュボタン(約1秒長押し)、または背面端子台のドライコンタクト入力で行います。ネットワーク経由での制御や自律的な自動切替機能は搭載していません。
- 本製品はラッチングリレー方式を採用しており、電源断時でも切替状態を保持します。ただし、切替動作自体には付属のDC電源が必要です。
- 使用するLANケーブルは、通信速度に適合したCAT6以上を推奨します。ケーブル品質や配線条件によっては、通信速度や安定性に影響が出る場合があります。
- 本製品はネットワークを物理的に切り替える構造のため、切替操作中は一時的に通信が遮断されます。重要な通信中や業務影響のあるタイミングでの切替は避けてください。
- 背面のドライコンタクト入力を使用する場合、接点および配線を含む抵抗値は100Ω以下としてください。条件を満たさない場合、正常に切替が行われないことがあります。
- 本製品の分解・改造・修理は行わないでください。故障や異常が発生した場合は、販売店またはサポート窓口へお問い合わせください。


