有限会社登米ライスサービス様

関連メーカー:SOHO/中小企業向け小型サーバー・小型PC NOWingシリーズ

取材協力企業

導入企業:有限会社登米ライスサービス

1996年の創業から、農業生産法人として農産物の栽培、食品製造、販売を行っている。米穀のほか、米粉、米めん、味噌、野菜を扱っており、地域に根付く企業を目指している。

近年では、人や環境にやさしい農業を目指す生産者組織「百粒会」を発足させ、付加価値の高い農産物の流通を目指し、なおかつ生産者の農業経営の安定化、後継者育成にも力を入れている。また、精米・出荷も行っており、全国各地への配送を行っている。
http://www.tomerice.com

導入協力:有限会社マインドアクセス 今野様
事務所にあるデータベースに倉庫からリモートアクセスでき、しかもそのデータを倉庫からプリンターで印刷できるという製品はNOWing SERVER以外ありませんでした。登米ライス様のニーズにベストマッチした製品を紹介でき、お客様にもご満足いただいていますので、私もうれしい限りです。
http://www.mindaccess.com

導入前の課題

  • 数々の制約の中でシステムを運用しなければならず、ストレスが多かった
  • 以前は手動で必要なデータのみサーバーにバックアップを取っていた

導入メリット

  • 多忙な時期でもストレスを感じることなくスムーズに作業ができ、作業効率もかなり上がった
  • 自動的にクライアントPCとサーバーのバックアップを取っているので万が一のときも安心

導入の背景 

なぜ本サーバー(NOWing SERVER)の導入が必要だったのですか?


お米の町「登米」にある会社の風景

弊社は米穀の買い入れと検査、在庫情報をAccessのシステムで管理しておりますが、このシステムのデータは事務所と倉庫の両方で別々に保存していましたので1日1回CSV形式にして両方のデータを更新して、同期を図っていました。

ただその方法ですと、データ入力の際にさまざまな制約があり、運用に不便を感じておりました。特に秋の収穫の時期は、倉庫でのお客様の出入りが非常に多く、その中で、制約の多いシステムにデータを入力しながら、伝票の打ち込み、印刷、お支払いを同時に行う必要がありますので、それが非常にストレスになっていました。忙しいときに、入力ルールを念頭に置きながら作業を行うとどうしてもミスに繋がりますので、その都度、事務所と倉庫で電話を使って連絡を取りながら対応していました。システムを知らない人はデータ入力さえも出来ませんでした。

こうした状況を改善するには、データ管理を事務所に一元化して、倉庫では、別にデータベースを持たずに事務所のデータベースにアクセスできるようにする必要がありました。日頃からマインドアクセスの今野さんにはシステム周りの相談に乗っていただいており、この解決に最適な製品としてNOWing SERVERをご紹介いただきました。

さまざまな製品やサービスがある中でなぜ「NOWing SERVER」の導入を決定されたのでしょうか?

一番のポイントは、倉庫から事務所のシステムにリモートアクセスできて、しかもそのデータを倉庫で印刷できるということでした。今野さんに色々製品を探していただきましたが、その仕様を満たした製品は、その当時、他にありませんでした。

それ以外にも25名以内という適正な事業規模で運用ができ、コストパフォーマンスも優れていて、管理画面の使い勝手がいいという点も好材料でした。今野さんのお勧めするものに間違いはありませんので、信頼して導入を決めたという感じです。

導入の概要

「NOWing SERVER」の導入環境を教えてください。

事務所に1台導入しています。このサーバーに事務所のクライアントPCが繋がっています。倉庫にもクライアントPCが2台ありますが、リモートアクセスで事務所のサーバーに接続できるようになっています。

どのように運用されていますか?

米穀検査/在庫管理システムのデータベースはNOWing SERVERに保存して、事務所と倉庫の両方からアクセスできるようになっています。システムを利用するのは、4名くらいです。

NOWing SERVERはファイル共有サーバーとしても利用しています。会社全体と部署毎にそれぞれフォルダーがあって、必要に応じてユーザー毎にアクセス制限を掛けています。

「NOWing SERVER」の優れていると思った点は何ですか?

機能的にはリモートアクセス機能を使って、倉庫から事務所のサーバー内のシステムに接続して、伝票などをプリンターから印刷できる点です。倉庫でお客様に商品を発送する作業を行っているため、どうしても事務所に設置されたNOWing SERVER内のシステムのデータを呼び出して伝票を印刷する必要がありました。今野さんによると、これを実現できる製品はほとんどないようです。

導入後の効果

導入してどんな効果がありましたか?


営業課 千葉真樹 様

以前は、数々の制約の中でシステムを運用しなければならず、特に秋の多忙な時期はストレスが多かったのですが、今はストレスを感じることなくスムーズに作業ができるようになりました。作業効率もかなり上がったと思います。いちいち事務所と電話で確認することなく、制約ルールも考えなくてよくなりましたので、お客様対応により集中できるようになりました。

また以前は手動で必要なデータのみサーバーにバックアップを取っていましたが、今は自動的に各クライアントPCとサーバーのバックアップをNOWing SERVERで取っていますので万が一のときも安心です。

将来の展望

今後どのように使っていきたいですか?

NOWing SERVERに保存してある米穀検査/在庫管理システムは、今まで通り継続して使用していきますが、その他にも活用方法はたくさんあると思いますので、フル活用できるようにしていきたですね。

今はリモートアクセス機能を事務所と倉庫のやり取りだけで使っていますが、出張先でもサーバーにアクセスしたりする使い方はあると思いますので、今後はそういった使い方もしてみたいです。

【 取材日 : 2015年2月13日 】

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