主な特長
USB 3.2 Gen 1対応で最大5Gbpsの高速通信
USB 3.2 Gen 1に対応し、最大5Gbpsの高速データ転送を実現。 高スループットが求められるUSBカメラやキャプチャーデバイスなどにも対応し、映像・音声・各種USB機器を安定して延長できます。
CATxケーブルで最大100mのUSB延長
USBホスト側信号をCATx配線へ変換し、最大100mまでの長距離延長に対応。 既設のツイストペア配線を活用しやすく、会議室、講義室、設備機器周辺などで離れた場所へのUSB機器設置を実現します。
受信器側に3ポートUSBハブ機能を搭載
EXT3-U3-RはUSB Type-Aポートを3基搭載し、受信器側で複数のUSBデバイスを接続可能。 USBカメラ、マイク、スピーカーフォン、各種周辺機器を1台のホストPCからまとめて離れた場所で運用できます。
USB 2.0 / 1.1機器にも対応
USB 3.2 Gen 1機器だけでなく、USB 2.0 / 1.1のレガシー機器にも対応。 新旧のUSB周辺機器を組み合わせやすく、カメラ、HID、オーディオ機器、ストレージなど幅広い用途に柔軟に対応します。
RS-232双方向延長とFSYNC伝送に対応
USB延長に加え、RS-232の双方向パススルー延長とFSYNC信号の伝送に対応。 シリアル制御機器やカメラ同期を伴うシステム構成にも対応し、USB機器と制御信号をまとめて延長できます。
PoC対応とプラグアンドプレイで導入が容易
PoC対応機器同士で組み合わせた場合、送信器または受信器のどちらか一方への給電で対向機も動作可能。 さらに事前設定不要のプラグアンドプレイ設計により、設置工数を抑えながらスムーズな導入と保守を実現します。
構成例

代表的な活用シーン
会議室・Web会議環境
卓上PCやAVラックから、室内前方やディスプレイ周辺に設置したUSBカメラ、マイク、スピーカーフォンを長距離接続。 配線をすっきり整理しながら、会議室のUSB機器を離れた場所へ柔軟に配置できるため、常設のWeb会議環境構築に適しています。
講義室・教室
教卓や操作卓のPCから、教室前方や天吊り周辺に設置したUSBカメラや周辺機器を延長接続。 長距離配線が必要な講義室や研修施設でも、USB機器を使った収録・配信・ハイブリッド授業環境を構築しやすくなります。
USBカメラの遠隔設置
USB 3.2 Gen 1の高速通信を活かし、離れた場所に設置したUSBカメラやキャプチャーデバイスをホストPCへ接続可能。 高スループットが求められる映像入力機器を、撮影位置に近い場所へ配置したい用途に適しています。
RS-232制御を伴うAV・設備システム
USB機器の延長とあわせて、RS-232制御信号も双方向で延長可能。 カメラ周辺機器や制御対象機器を遠隔配置する構成でも、USB接続とシリアル制御をまとめて扱えるため、システム配線を効率化できます。
スマートフォンドッキング用途
スマートフォンやタブレットを活用するドッキング用途にも対応。 端末を操作しやすい場所や設置しやすい場所へ離して配置できるため、受付、共有端末、専用アプリ運用などの構成にも活用できます。
USBストレージ・周辺機器の遠隔配置
USBストレージや各種周辺機器をホストPCから離れた場所に設置し、運用性や設置性を高めたい環境に適しています。 機器を見せたくない場所や、騒音・スペース・配線取り回しに配慮したい場面でも柔軟なシステム構築が可能です。
よくある質問(FAQ)
CATxケーブルで最大100mの延長に対応し、用途に応じて必要な機器を選定して構成できます。USBカメラ、マイク、スピーカーフォン、ストレージなどを離れた場所へ設置できます。
注意事項
- 最大100mのUSB延長性能を確保するため、EIA / TIA-568B準拠のストレート結線CATxケーブルをご使用ください。安定した通信のため、シールド付きケーブルを使用し、コネクターシールドへ適切に接続することを推奨します。
- 中継コネクター、非シールドの壁面プレート、途中接続を含む配線構成では、USB 3.2 Gen 1の高速通信が不安定になる場合があります。延長区間はできるだけストレートな1本配線で構成してください。
- 受信器EXT3-U3-Rに複数のUSB機器を接続する場合、PoC給電時の合計USB給電電流は最大3.25A、受信器側ローカル電源使用時は最大5Aです。上限を超えると過電流保護によりUSB機器が切断される場合があります。
- USBカメラやスピーカーフォンなど消費電力の大きい機器を複数接続する場合は、安定動作のため受信器EXT3-U3-R側へローカル電源を接続する構成を推奨します。
- PoC対応構成で使用する場合は、接続する送信器または受信器のいずれか一方に電源アダプターを接続してください。通常は片側給電で動作しますが、設置環境やUSB機器の消費電力に応じて十分な動作検証を行ってください。
- RS-232延長を利用する場合は、送信器・受信器ともにRx / Tx / Gの配線を正しく接続してください。誤配線やG未接続は通信不良や制御不能の原因となります。
- USB 3.2 Gen 1の高速通信を安定して行うため、CAT配線はできるだけ電源線やノイズ源となる機器から離して施工してください。特に会議室設備やラック周辺では配線経路にご注意ください。
- 本製品は屋内専用です。高温多湿、直射日光、粉塵の多い場所を避け、通気を確保した環境で設置してください。ラック設置時は周囲温度や放熱条件にもご注意ください。
- 記載の仕様・機能は、ファームウェア更新やメーカー仕様変更により変更される場合があります。導入前に最新のユーザーマニュアルおよびメーカー情報をご確認ください。