製品の概要
本製品は、既存のギガビットイーサネットネットワークにPoE(Power over Ethernet)機能を追加できる IEEE 802.3at(PoE+)準拠のギガビットPoEインジェクターです。
LANスイッチとPoE対応機器の間に設置するだけで、データ通信と電力供給を1本のLANケーブルで同時に提供できます。
IPカメラ、無線LANアクセスポイント、IP電話などのPoE機器に最適です。
ラインナップ

1ポートモデル(LPJ001A-T-R2)
小規模構成や単一PoE機器への給電に最適なコンパクトモデル。
IPカメラや無線APを1台だけ追加したい場合に適しています。

8ポートモデル(LPJ008A-T-R2)
中〜大規模環境向けのラックマウント型PoEインジェクター。
既存スイッチをそのまま活かし、最大8台のPoE機器へ同時給電が可能です。
主な特長
IEEE 802.3at(PoE+)準拠の高出力給電
最大30W(PoE+)に対応し、無線LANアクセスポイントやIPカメラなど消費電力の高い機器へ安定した給電を行います。
ギガビット対応で高速通信を維持
10/100/1000BASE-Tに対応し、PoE給電時もネットワークの通信速度や帯域を損なうことなく運用できます。
既存LANに追加するだけのインジェクター方式
PoE非対応スイッチとPoE機器の間に接続するだけで、既存ネットワーク構成を変更せずにPoE環境を構築できます。
PD検出・過電流・短絡保護による安全設計
接続機器を自動判別するPD検出機能に加え、過電流・短絡保護を搭載し、機器とネットワークを安全に保護します。
1ポート/8ポート構成で用途に応じて選択可能
単一機器向けの1ポートモデルから、複数台同時給電が可能な8ポートモデルまで、設置規模に応じて選べます。
プラグ&プレイで簡単導入
設定やソフトウェアは不要。LANケーブルを接続するだけで、すぐにPoE給電を開始できます。
利用シーン例
IPカメラの増設(PoE非対応スイッチ環境)
既存スイッチとカメラの間に挿入するだけで給電を追加。電源工事を抑えつつ、監視カメラをスムーズに増設できます。
無線LANアクセスポイントの設置・更新
天井や高所への設置でもLANケーブル1本で給電。PoE+対応APへ安定電力を供給し、配線を簡素化します。
IP電話の導入(デスク周りの配線整理)
電源アダプター不要でデスク周りをすっきり。オフィス移転や席替え時も、接続変更だけで簡単に展開できます。
既存ネットワークの段階的PoE化(スイッチ買い替え不要)
PoEが必要な箇所だけに追加導入でき、設備投資を最適化。既存構成を維持したままPoE環境へ移行できます。
店舗・受付のデジタル機器(AP/カメラ)の一括給電
8ポートモデルなら複数機器へ同時給電が可能。バックヤード集約で電源管理を一本化し、運用負荷を軽減します。
検証・評価環境でのPoE給電テスト
PoEスイッチを用意せずに、PoE対応機器の動作確認が可能。導入前の検証やトラブル切り分けにも便利です。
よくある質問(FAQ)
注意事項
- 本製品はIEEE 802.3af / 802.3at(PoE/PoE+)対応のPoEインジェクターです。PoE非対応機器への給電や、規格外の電力供給用途には使用できません。
- PoE給電はPD(受電機器)として認識された機器のみに行われます。すべてのLAN機器が給電対象になるわけではありません。
- 本製品はネットワークスイッチ(L2/L3スイッチ)やハブの代替品ではありません。信号の分配、経路制御、VLAN設定などの機能は搭載していません。
- 通信速度や安定性は、接続する機器・LANケーブル(CAT5e以上推奨)・配線環境に依存します。品質の低いケーブルや劣化した配線は、通信障害の原因となる場合があります。
- 8ポートモデル使用時は、総消費電力が製品の最大供給能力を超えないよう、接続するPoE機器の消費電力をご確認ください。
- ケーブルの抜き差しや配線作業は、通電状態に注意して慎重に行ってください。無理な抜き差しはコネクタ破損の原因となります。
- 本製品は屋内使用専用です。高温多湿、粉塵の多い場所、水濡れの恐れがある環境では使用しないでください。
- 通風口を塞がないよう設置し、十分な放熱スペースを確保してください。特にラック設置時は周囲温度にご注意ください。
- 本製品の分解・改造・修理は行わないでください。故障や異常が発生した場合は、販売店またはサポート窓口へお問い合わせください。





