製品の概要
SW1030Aは、1台のPCやネットワーク機器から2系統のEthernetネットワークを物理的に切り替えて利用できる、CAT6対応の手動式LAN切替スイッチです。
10BASE-Tから10GbE(10GBASE-T)までの幅広い通信速度に対応し、電源不要の完全パッシブ設計により、高速かつ安全なネットワーク切替を実現します。
ボタン操作によるシンプルな切替方式で、ケーブルの抜き差しを行うことなく、異なるネットワーク環境への接続が可能です。
主な特長
2系統RJ45(A/B)をCOMMON(C)へ手動切替
ホスト機器や共有回線をC(COMMON)に接続し、A/Bのいずれかへ物理的に切り替えて接続先を選択できます。
電気的に分離し、セキュア/パブリックを安全に切替
ネットワーク間を電気的にアイソレーション。1台のPCから別セグメントへ安全にアクセスできます。
10BASE-T~10GbE(10GBASE-T)まで対応
10Mbpsから10Gbpsまでの幅広いデータレートに対応。高速ネットワークの切替用途にも最適です。
10GbE向けのクロストーク分離設計
高帯域環境を想定した設計により、10GbE運用に必要な信号品質を確保し、安定した切替を実現します。
電源不要のパッシブ動作
外部電源なしで動作。設置場所を選びにくく、電源工事やACアダプター管理も不要です。
ボタン操作で“抜き差し不要”の簡単切替
プッシュボタンで接続先を変更。ケーブルの抜き差しをせずに切替でき、検証・切り分け作業もスムーズです。
高耐久:切替サイクル100,000回
約100,000サイクルの耐久性を確保。常設運用や切替頻度の高い用途でも安心して使用できます。
利用シーン例
ネットワーク検証・評価
1台のPCを複数のネットワークへボタン操作で切替。IP設定やケーブル抜き差しなしで検証作業を行えます。
セキュア運用(物理分離)
社内ネットワークと検証・外部ネットワークを物理的に切替接続。誤接続や同時接続を防ぎたい用途に最適です。
障害切り分け・保守作業
接続先を順番に切り替えて原因を特定。通信障害や配線トラブルの切り分け作業を効率化します。
冗長回線・バックアップ回線の手動切替
メイン回線と予備回線を手動で切替。電源不要のため、非常時やBCP用途の切替手段としても活用できます。
10GbE環境の接続先切替
CAT6準拠で10GbEに対応。10GbE対応NASやサーバーの接続先を物理切替でシンプルに使い分けできます。
よくある質問(FAQ)
注意事項
- 本製品はRJ45(CAT6)による物理切替スイッチです。複数ポートを同時に接続する用途や、信号の分配・ハブ機能には対応していません。
- 切替操作は前面のプッシュボタンによる手動操作のみです。自動切替、遠隔制御、フェイルオーバーなどの機能は搭載していません。
- 使用するLANケーブルは、通信速度に適合したCAT6以上を推奨します。ケーブル品質や配線状態により、通信速度や安定性に影響が出る場合があります。
- 10GbE(10GBASE-T)環境で使用する場合は、配線距離・中継点の数・周囲ノイズ環境により性能が左右されます。導入前の動作確認を推奨します。
- 本製品は電源不要のパッシブ設計です。ACアダプターやPoEによる給電には対応していません。
- ユーザーによる分解・改造・修理は行わないでください。故障や動作不良が発生した場合は、販売店またはサポート窓口へお問い合わせください。
