無線LANルーターの基礎知識

無線LANルーターの通信規格の違いについて

Wi-Fiとは

無線LAN・有線LANメリット&デメリット

ハブ、スイッチ、アクセスポイントの違い

ハブ(HUB)とは

ハブとは、LAN上で各端末(コンピューター、ネットワークプリンタなど)同士を接続する機器のことです。ハブには、大別して「リピーターハブ」と「スイッチングハブ」の2種類があります。 リピーターハブは、ある端末から発信された信号をすべての端末に送信(ブロードキャスト)する原始的な構造となっています。このためネットワークに無駄な負荷をかけてLANの通信速度を低下させ、また、ほかの機器に向けたデータも別のコンピューターで傍受できてしまうため、セキュリティ上にも大きな問題がありました。

スイッチングハブとは

スイッチングハブは「スイッチ」または「LANスイッチ」とも呼ばれる、LANの主要なネットワーク機器です。スイッチングハブの機能はリピーターハブとよく似ていますが、リピーターハブが送信と受信を同時に行えないのに対し、スイッチングハブでは同時に行えるため、リピーターハブよりも高速に通信が行えます。また、スイッチングハブは「MAC アドレス」という各端末の識別信号により端末を識別できるため、特定の端末にだけ情報の送受信ができます(ユニキャスト)。ですからスイッチングハブはリピーターハブより効率的に、セキュリティ面でも安全にLANの中継が行えます。

アクセスポイントとは

アクセスポイントは、有線LANと無線LANを接続するための装置です。アクセスポイントはハブ、スイッチ、ルーターなどに接続され、無線LANに対応した端末(子機)がLANに接続できるようになります。 アクセスポイントは携帯電話の基地局のように機能するため、通信エリア内であれば、無線子機が移動してもLANへの接続は途切れることがありません。 なお、アクセスポイントそのものにはインターネットと接続するための機能はなく、インターネットモデムまたはインターネットモデムに接続された無線LANルーターとアクセスポイントを接続する必要があります。ただし、市販の無線LANルーターの多くにはアクセスポイント装置が内蔵されています。

それぞれの機器の違いを理解する

ここで挙げた3つの機器は、いずれもLAN(有線・無線)を構成するためのものです。ただし、上記のようにそれぞれの機器の役割や目的には違いがあり、LANを正しく効率的に利用するためには、こうした違いについて理解しておくことが必要でしょう。

またLANとは、そもそも「Local Area Network(限られた場所でのネットワーク)」の略で、家庭内、オフィス内、工場内といった限定的な空間で利用されることを前提にしています。LANとインターネットでは通信プロトコル(通信のための手順などの規約)が異なっており、LANをインターネットに接続するためには、ルーターなどの機器が必要となります。また、インターネットに接続することが前提の場合、単なるLANとはネットワーク内の機器の接続手順・設定手順が異なる場合があります。このような点にも注意が必要でしょう。

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