ルーターについて応用編

無線LANルーターとは?

アクセスポイントとは?

小規模企業に必要な「セキュリティ機能」を内包した無線LANルーター

「RT-AC87U」は、機能も速度もパワフルな無線LANルーターです。量販店などでは家庭用として販売されていますが、小規模企業ニーズにも応える製品となっています。1GHzデュアルコアプロセッサーと256MBメモリを搭載しているため、端末からのアクセスが集中しても、高いパフォーマンスを維持。デュアルWAN機能やVPN機能を内包するなど、機能面も充実しています。

また中小企業では、コンシューマ機と比べ「信頼性」や「セキュリティ」を重視する傾向がありますが、「RT-AC87U」は、この点でも安心です。アンチウイルスソリューションのリーディングカンパニーとして知られるトレンドマイクロのセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」を使った「AiProtection」機能が搭載され、危険なWebサイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックするほか、怪しい通信を見つけたら即座に遮断することができるようになっています。

もし、社内で怪しい通信を行っているパソコンを検知したら、そのパソコンの通信を遮断することもできるため、ウイルス拡大の被害を未然に防ぐことも可能です。パソコン用のアンチウイルスソリューションと、「AiProtection」を組み合わせて使用すれば、IT機器の安全性は飛躍的に高まるでしょう。

「AiProtection」の設定方法

ここでは「AiProtection」の設定方法を紹介していきます。

メニューから「AiProtection」→「Network Protection」を選択します。

「Router Security Scan」を選択すると、ルーターのセキュリティ状況を確認できます。

対策が必要な個所は、随時対策を行っていきましょう。

危険なWebサイトや通信をチェック

「Malicious Site Blocking」を選択すると、危険なWebサイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックできます。
「Vulnerability protection」を選択すると、インターネットからの通信をチェックし、怪しい通信があれば即座に遮断します。

「Infected Device Prevention and Blocking」を選択すると、社内にある端末からの通信をチェックします。

危険な通信を見つければ即座に遮断し、アラートメールで通知するので、何かあったらすぐに対処することができるでしょう。

特定ユーザーのイントラネットへの接続を制限

「AiProtection」で、ネットワークの安全性は確保できました。しかし、ネットワークの安全性を高めても、人為的なミスにより情報が流出したり、セキュリティが低下したりする事例は数多くあります。 このようなミスを防ぐには、情報へのアクセス権限のない人に対して、社内イントラネットの利用を制限するのが有効です。

「RT-AC87U」では、ゲスト用のネットワークを構築することができ、特定ユーザーのイントラネットへの接続を制限することも可能となっています。例えば、メールやインターネットさえ使えれば業務を遂行できる部署や社員には「ゲストネットワーク」を使用させ、ファイルサーバーや業務サーバーへの接続が必要な社員には、制限なしのネットワークに参加させる、ということも可能となっています。

また、「ゲスト用」という名前から分かるように、お客様に対して、一時的にインターネットを利用させる、といった使い方も可能です。「ゲストネットワーク」は、社員にとってもゲストにとっても利便性の高い機能といえるでしょう。

「ゲストネットワーク」をクリックした

2.4GHz、5GHzそれぞれ3つずつゲストネットワークを構築できます。アクセス時間を指定することで、ある時間内だけネットワークの利用を許可することもできます。

「RT-AC87U」は、「ファイアウオール」としての機能も有しています。DDoS攻撃からネットワークを防衛するほか、特定のURLや指定したキーワードを含むウェブページへのアクセスをフィルタリングすることも可能です。例えば、業務に無関係のサイトやSNSや、情報漏えいのもとになる掲示板へのアクセスを禁止するといったことも可能になっています。セキュリティを高めつつ、生産性を落とすこともない対策を「RT-AC87U」1台で実施できるのです。

ビジネスに必要なIT機器の導入をサポートいたします

お問い合わせ・相談する

製品を検索する

製品カテゴリー
製品名
メーカー指定
並び順      
販売状況
販売店情報