Early Moveの働き
Early Moveは、エラービット値が設定されている閾値を超えると、データを別のブロックに移します。
同じブロック内のページで多数の読出しコマンドを実行すると、エラービット値が上昇し、P/Eサイクルが増加します。それに伴い、ブロックのレイヤーが劣化してリードディスターブの発生リスクが高まるためです。
Early Moveは、コントローラが読出しを行うたびにエラービット値を監視し、エラーを検出して訂正します。ブロックのエラービット値が閾値に達すると、そのブロックに保存されているデータを別のブロックへ移動します。その後、元のブロックはイレースされ、利用可能なブロックとして再利用されます。これにより、ブロックが使用不能になる前にリフレッシュできるのでデバイスの長寿命化にも貢献します。
Early Moveはバッドブロックの発生、リードディスターブやデータエラーを防ぎ、デバイスの寿命を延ばします。トランセンドの組込み向けSSDにはEarly Moveが備わっているので、長期に渡るデバイスの耐久性とデータの信頼性が求められるコンピューティングシステム、AIoTやIoVアプリケーションに適しています。
製品一例
関連製品以外を含む全てのトランセンド製品は以下をご覧ください。
製品はこちら
トランセンド ✕ テックウインドが提供する
交渉のしやすさや
サポートの享受といった点で強いテックウインド
テックウインドは、トランセンド社との密なコミュニケーションを取っているため他代理店に比べて、レスポンスが早いのが特長です。メーカーからすると「もうちょっと早く言ってくれれば・・・」というような状況が少ないため、お客様にとっては交渉のしやすさやメーカーからの技術サポートの享受といった点でメリットがあります。
ビジネスに必要なIT機器の導入をサポートいたします