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社内サーバー(NAS)とクラウドのメリットを比較。使いやすさ、安全性から考える

2021/08/06
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今年は新型コロナウイルスによる影響を受け、世界中の企業が早急なリモートワーク環境の構築を余儀なくされました。

中でも社内サーバーへのアクセスは技術やセキュリティの問題があり、従業員の生産性を著しく下げてしまうボトルネックになっていました。

中小企業の経営者にとっては、従業員に本業に集中してもらう環境づくりに頭を抱えることが多かったのではないでしょうか。

本記事では「どこからでもアクセスできること」を実現しながら、使いやすさ安全性を担保するファイルサーバーとして、NASを採用すべき理由を紹介します。クラウドのメリットと合わせて紹介するので比較検討に利用してください。

「クラウドのメリット」は、NASでもできる

いきなり本題です。どこからでもアクセスできるストレージというと、クラウドは始めに上がる選択肢ですが、実はクラウドのメリットとして挙げられる項目はNASでもできるものがほとんどです(後述します)。

クラウドのメリットとデメリットの表

クラウドのメリット

  • どこからでもアクセスできる
  • 拡張性が高い(データがいっぱいになっても簡単に容量を拡張可能)
  • 電源管理の必要がない

特別なメリットとしては、社内にサーバーを置かないので、機器のメンテナンスをしなくて済む点でしょう。オフィスが天災や事故に遭った時も被害を受けにくくするのはビジネスにとって大切なリスクマネジメントです。

さて、クラウドが抱えるデメリットとして、下記は注意が必要です。

1. フォルダの管理が難しい

個人での使用を前提にしたつくりとなっているクラウドを採用すると、フォルダの管理やファイルの共有における設定が面倒

2. コストが高くなる

保存しているデータ量が多くなると月額料金が高くなっていく

3. 完璧なプライバシーの確保ができない

データをクラウドの運用会社に保存するため

4. ランサムウェアへの安全性

ランサムウェア(ファイルを暗号化する悪いソフトウェア)に感染した場合データの復元が難しい

企業の成長にあわせてデータ量はどんどん増えていきます。企業向けのクラウドサービスは、データ量やアカウント数の増加に合わせて料金が上がるビジネスモデルをとっています。

料金だけでなく、社員が増えていけばそれだけフォルダの管理や権限の設定は煩雑になり、「人事部のフォルダにアクセスできるのは特定の社員だけ」などといった制約が増えていくとIT担当者の仕事量はどんどん増えていきます。

リモートワーク時代にはNASが最適

NASとはファイルサーバーの一種です。

QNAPのNAS TS-h973AXの製品写真

社内に機器を置くことになりますが、QNAPのNASはそもそもインターネットで接続することを見越してつくられているので、クラウドでできることはNASでも大体できます。

加えて、クラウドのデメリットもNASであれば問題になりません。

NASのメリットとデメリットの表

一つひとつ見ていきましょう。

1. どこからでもアクセスできる

クラウドと同じです。

2. 拡張性が高い

データがいっぱいになっても容量のより大きなHDDに交換することで、簡単に容量を「拡張」できる。

3. 初期投資のみであとは月額コストがかからない

データ量が増えようと社員数が増えようと月額コストはかかりません(有料のアプリもありますが、データの保存・共有という点では月額料金等がかからない)。

4. フォルダの管理がラク

Windows の [エクスプローラー] > [ネットワーク] や、Mac の [Finder] > [場所] に表示させられるので、一般社員は社内で仕事をするのとと同じように簡単にデータへアクセスできます。フォルダへのアクセス権限も柔軟に設定可能。

NASがまるでローカル環境のように作業できることを表すイラスト

5. プライバシーの確保

クラウドのサーバーはクラウド運営会社の元にありますが、NASの場合、データはオフィスのNASに保存しているので機密資料も安心して保存できます(ちなみに、こういったストレージのことを「プライベートクラウド」と呼びます)。

6. 安全性

ランサムウェアに感染した場合でもあらかじめ「スナップショット」を設定しておけば、データの復元が行えます。

NASのデメリットについて

NASは「社内のネットワークからでないとアクセスできないサーバー」ではありません。QNAPのNASは社外からも安全にアクセスするための選択肢が多数用意されているので、心配いりません。

また天災や事故、人為ミスからデータを守るために、NASのデータを別の支社にあるNASやクラウドに定期的にバックアップすることができます。

電源管理については 、UPSという装置を導入することでNASの故障を防げます。UPSとは、停電など不測の事態が起こった際に備える装置のことです。

サーバーを会社に置かずに「NASを利用」する方法も

NASのデメリット「ハードウェアのメンテナンスが必要」、これを解決するのがQuTScloudというソリューションです。

QuTScloudとは、クラウド(AWSやAzureなどに)にQNAP NASのOSである「QTS」をインストールするためのアプライアンスのことです。

どうしてクラウドにQTSのOSをインストール必要があるのか?それは一般社員にとってもIT担当者にとっても、QTSがファイル管理に最適だからです。詳細は下記のnoteを参照してください。

「CapEx(資本支出予算)をOpEx(運用費予算)に変えたい」「定期的に買い替えが必要なハードウェアの導入が難しい」という企業もあるでしょう。そういった企業にQuTScloudはおすすめです。

自分たちのビジネスにあったサーバーを採用しよう

このブログがサーバー選びのお手伝いになれば幸いです。

もしQNAPのNASやQuTScloudについて、こういったことが知りたい!というトピックがあれば教えてください。

では!

この記事は、noteのQNAP公式アカウントの以下の記事の転載記事になります。

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