こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
世界のAndroid、日本のiOS
タブレットのOSは、基本的にはiOS、Android、Windowsの3種類に集約されます。今回は、タブレットのOSについて、整理します。
日本では、AppleのiOSと、GoogleのAndroid が市場シェアを分け合っていますが、世界のタブレット機器OS市場シェアでは、Androidがリードしています。Windowsに関しては、純粋のタブレットというよりは、2in1やデタッチャブル方式のパソコンが中心になっています。
タブレットをリードしたiPad
タブレットはAppleのiPadが市場を創造しました。それ以前にも、ペンタッチや指タッチの端末は、発売されていましたが、2010年に初めて発売されたiOSタブレットは、3年前に発売されていた、iPhone のアプリの実績を引き継ぐ形で大ヒットしました。
今では、Androidのアプリも充実してきましたが、当時のiOSのアプリはiPhoneで培ったノウハウでAndroidを凌駕していました。今でも、DTM(デスクトップミュージック)や映像、画像などのエンタテイメント分野では、大きくリードしています。
Macとのシームレスな関係も大事です。MicrosoftのOfficeにあたる、iWorkでは、文書作成のPages、表計算ソフトのNumbers、プレゼンソフトのKeynoteなどのアプリや、DTMソフトのGarageband、映像制作のiMovieなどのアプリで、Macと高い互換性を持っています。
純正アプリ以外でも、Macとの互換性、共通性の高いアプリが、マルチデバイス時代のライフスタイルを支援しています。
iOSの強みはアプリ開発にいち早くユーザーを取り込み、組織化したことで、ユーザー視点からのアプリ開発を実現しました。今では、年間700億ドルがアップルストアから、開発者に支払われています。全てのアプリがAppleの思想のもとで提供されるので、安定性、安全性、操作性が保証されています。
可能性のAndroid
iOSがApple専用のOSであるのに対し、Androidは、全てのメーカーが製造できるオープンなOSとして、市場を拡げてきました。
その結果、格安の端末から、多機能の端末まで、幅広い選択肢が用意されています。発展途上国などでは、Android端末が普及しつつあり、世界シェアでは、Androidが優位に立っています。
Androidの特徴はオープン性です。端末の種類も多く、自分に合った製品を見つけることができます。中にはWindowsとダブルブートできる端末などもあり、旅行の時などは、便利に使えます。AmazonのタブレットもAndroidをベースにしていますが、ローカル仕様も入っているようです。
自由度の高さは、ホーム画面にも現れています。ウィジェットなどを利用して、ホーム画面をカスタマイズできるので、ホーム画面上だけで、ある程度の情報を収集することもできます。
端末のメモリーとして、SDカードを利用できるなど、拡張性にも優れています。
ただ、自由度の高さは、反面何でもありということで、危険性も併せ持っています。不正な広告アプリや、ウィルスソフト、個人情報の不正取得などが起こりやすくなっていますので、利用者も備えが必要です。
いつものソフトが使えるWindowsタブレット
世界シェアNo.1のパソコンのOSを利用しているのが、Windowsタブレットです。Microsoftが自らハード作りに乗り出した、Surface LaptopやSurface Proと言った高機能のタブレットから、3万円代前後の普及製品まで、幅広い製品が提供されています。
Windowsタブレットの特徴はなんと言っても、普段使用しているパソコンと共通ソフトで利用できるという点です。Windows 8以降標準装備された、タッチ機能によって、タブレットとして利用できるようになりました。
Windows 8~Windows 10ではタブレットモードに設定、Windows 11ではタッチスクリーンデバイスを利用すれば、タブレットに適したユーザーインタフェースになりますが、専用アプリを提供するMicrosoft Storeを除いても、まだタブレット用のアプリとしては、数が少なく、基本はPCソフトの利用が中心になります。
そのためタッチ機能があまり使いやすくはなく、高価格機は携帯性の優れたPC、低価格機は映像や、電子書籍のリーダーとしての利用が中心で、Officeも使える携帯端末としての位置付けです。今後のタブレットモードのブラッシュアップやアプリ開発が期待されます。
まとめ
各OSの特徴を整理してきましたが、いかがでしょうか。
OSへの安定性を求めるなら、iOS。Macを利用したい方や、Macと高い互換性を持つアプリの利用頻度多い方には、iOSがオススメです。
Androidは、なんと言っても自由度の高さが特徴です。好みのカスタマイズが出来ます。
Windowsは、普段仕事で利用しているのがWindowsであれば、サブPCとしてWindowsのタブレットを所有するのが良いのでしょう。
各OSのメリットデメリットに対して、自身がOSで実現したいことを照らし合わせて、最適なOSを導入しましょう。
タブレットの導入をご検討のお客様はぜひ弊社までお問い合わせください。
お客様に合った
最適な製品を紹介します!
関連製品
Androidタブレット
Lenovo Tab K10(バッテリーレスモデル有り)
AER認定でより安心してビジネスで利用できる10.3型のAndroidタブレット。 組込み用途向けに最適なバッテリー無しのモデルも用意。
Lenovo Tab M9 ― 9インチAndroidタブレット
薄型軽量、長時間バッテリー搭載、顔認証ですばやく安全にログインできる9インチAndroidタブレット
Tab M8(4th Gen)
コンパクトでスリムな8型タブレット
Lenovo Tab M10 Plus(3rd Gen)
10.61型マルチタッチ対応Android™ 12タブレット
Tab M10 Gen 3 ― 動画や電子書籍を大画面で楽しめるタブレット
高性能8コアCPUにより軽快な動作をする10.1インチAndroidタブレット
Tab M10 HD(2nd Gen)
家族で使いやすいエンターテイメント向け10.1型Android タブレット
Tab M8 HD
最大約12時間の長時間駆動が可能。 優れた基本性能を兼ね備えたスタイリッシュなタブレット。
〝バッテリーレスタッチパネルPC〟LT-Hシリーズ
据置利用に特化した電池レスタッチPC For Android™
Lenovo Tab P12 ― 12インチAndroidタブレット
12インチの高解像度ディスプレイと強力なプロセッサーを搭載、ビジネスからエンターテイメントまで幅広く対応する多機能なAndroidタブレット。
Lenovo Yoga Tab 13
メモリー8GB、ストレージ256GBの13型タッチパネル液晶でモバイルモニターとして利用できるタブレット
Tab P11 Pro(2nd Gen) ― 生産性の向上に貢献する高性能タブレット
高精細なOLEDディスプレイ搭載で、軽量・薄型・パワフルの三拍子揃った利便性の高い11.2インチAndroidタブレット。
LZ-AA10C/A1 - 10.1インチ堅牢タブレットPC Android™モデル
過酷な環境に適した堅牢性と薄型・軽量を両立した耐衝撃タブレット
Windowsタブレット
関連サービス
業務専用端末として活用できるタブレット
業務用タブレットサービスの紹介ページです。モバイル端末30万台超の販売実績を誇るテックウインドが、様々な市場でのタブレット活用による課題解決、売上UP、業務効率化をお手伝い。高コスパ、バッテリーレス、耐衝撃・防塵・防滴、OEMなど用途に合わせたラインナップ。