

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
プレゼンで、会議で、タブレットからコンテンツを映し出すには?
近年のタブレットはスマート端末として高性能化が進み、直感的に編集や処理が行えるメリットがありますから、導入を迷っている方も、使い始めればその利便性の高さに、手放せなくなり、ノートPCに引けを取らないパフォーマンスを発揮させることができるようになっています。何といっても薄型で軽く、モバイル性に優れること間違いなしでしょう。
時間や場所に束縛されないビジネス展開や制作活動が可能になり、ワークスタイルそのものが激変するケースもしばしばです。一昔前には考えられなかった便利な環境の獲得、効率の良い処理実行が、ごく簡単に実現できるようになっているのです。
現代のビジネスシーンにおいて、タブレットの利用は常識となっています。持ち運びが容易であるだけでなく、様々なアプリケーションが利用可能な点は大きな強みです。しかし、プレゼンテーションや会議の場においては、その小さな画面だけでは十分な情報共有を果たすことができません。
そのため、タブレットからテレビやモニターに映像を出力する技術は、効果的なコミュニケーションを実現するための重要な手段となっています。これにより、同じ画面を大人数で共有し、それぞれが同じ情報に基づいた議論を進めることが可能となります。また、操作の説明を視覚的に行うことができるため、理解度を一層深めることができます。これらは、特に新商品のデモンストレーションや、新システムの導入説明などにおいて有用です。
その場で使える大きなスクリーンに、タブレットから直接出力することができれば、PCを持ち歩く必要もなくなり、さっと取り出して始められますからとても便利ですし、説明しながら画面に書き込みを加えていくといったことも簡単です。そこで今回は、タブレットの画面を各種モニターに出力する方法について、まとめてみました。
Windowsタブレットの場合
Windowsタブレットからテレビやモニターに映像を出力する方法は、有線と無線の2つがあります。有線接続は、信号の安定性が求められるビジネスシーンにおいては特に重要です。HDMIポートやDisplayPortポート、映像出力に対応したUSB-Cポートなどからモニター側のそれぞれのポートに接続します。HDMIからDisplayPortに接続するようなそれぞれのポートが違う場合は変換ケーブルなどを利用します。これにより、映像と音声の情報を高品質で転送することができます。
無線接続の場合、Windows 10以降では「接続」または「ワイヤレスディスプレイ」メニューからワイヤレスディスプレイやMiracast対応のテレビ・モニターに接続することが可能です。これにより、ケーブルの取り回しに悩むことなく、自由なプレゼンテーションを行うことができます。
Androidタブレットで出力するには?
Androidタブレットにも、映像出力端子が搭載されているものがあります。これに該当する場合は、HDMIケーブルでプロジェクターに接続しさえすれば、モニター画面にコンテンツを表示させられます。プロジェクター側、ディスプレイ側がHDMI端子に対応しておらず、VGA端子などしかない場合は変換アダプターが必要となりますが、基本的にそれさえ準備しておけば、接続は容易です。
有線ケーブルでの接続は転送速度も速く、安定していて表示遅延が気にならないので、データ量の大きい動画などのファイルを取り扱う場合は、できるだけこの方法を選択したいところです。一方でプロジェクターとの間の距離に制約が生まれてしまいますから、その点はデメリットとして認識しておく必要があります。
AndroidタブレットにMHLアダプターへの給電機能などがある場合は、MHLアダプターとHDMIケーブル、プロジェクター側で必要ならば、さらに変換アダプターとアイテムをそろえることで、出力、投影が可能になります。
直接HDMI出力などが行えない、一般的タイプのAndroidタブレットで、Android 4.2以降のモデルであれば、およそ「Miracast」と呼ばれる方式に対応しているので、これによる接続を選択することも考えられます。
「Miracast」での接続には、専用レシーバーが必要です。専用レシーバーとモニター端末を接続するケーブルも別途準備し、電源を確保する必要がありますが、こうした環境を整え、レシーバー側のセットアップを画面案内に従って行えば、ワイヤレスで接続でき、タブレットの画面を大画面に映し出せるようになります。
ある程度バッテリーの消費が激しいことと、素早い動きのコンテンツでは表示遅延が気になるケースがあることに留意が必要ですが、資料を提示する程度であれば、利便性の高い方法になるでしょう。
Googleが発売している「Chromecast」を使う方法も有効です。こちらも電源確保は必要ですが、プロジェクターなどにHDMIポートがあれば、直接差し込んで使えます。専用の無料アプリをインストールし、案内に従って進めるとセットアップが完了、タブレット側のアプリメニューから「画面や音声をキャスト」を選択すると、投影が開始されます。
「Miracast」より安価に環境を構築できるケースが多く、やはりワイヤレスで使える点にメリットがあります。ただし有線の接続に比べると、「Miracast」同様、若干の表示遅延が発生するケースもあります。
その他の手法
AppleのiPadを使用している場合、Apple TVとAirPlayを利用することで、iPadの画面をワイヤレスでテレビに映し出すことが可能です。このシステムは、Apple製品間での高い互換性を活かした方法で、スムーズな操作が可能です。Apple製品をビジネスで多用している場合には、この組み合わせは非常に効果的です。
この他にもDLNA(Digital Living Network Alliance)対応機器を用いることができる場合、ネットワーク経由でタブレットからも他の再生装置にデータを送り出すことが可能となるため、すぐに画面投影が実行できます。
メーカーごとに追加機能が独自化されていたり、対応ファイル形式が異なっていたりと、互換性がやや低い点がネックですが、環境として整っている場合は便利に使えます。対応しているかどうか、一度確認してみると良いでしょう。
プロジェクター側に専用の機能と対応アプリがあり、各種タブレットからのワイヤレス投写がもともと可能になっている製品もあります。従来製品にユニットとして取り付け、そうしたモデルとして使うことができるようにもなってきており、再生を担うハード側でこうした対応を進められるならば、タブレットの接続はさらに簡単です。
まとめ
このように、環境・設備により考えられる手法はさまざまですが、可能な手法を選択して試せば、タブレットを使ったプレゼンや会議が容易に、またアクティブに実現可能となるでしょう。大きなスクリーンに、手元で作成した資料を映し出せた時には、ちょっとした感動を味わえるかもしれません。
有線接続は信号の安定性が高く、無線接続は自由な操作性を提供します。環境や組み合わせの相性により、やや解像度が低下したり、ファイルによってうまく出力できなかったりするケースもありますが、多くの選択肢となる手法が生み出され、自在な再生が可能な時代が訪れてきています。
こうした使い方を知れば、よりタブレットの有用性、利便性が強く実感されることでしょう。まだ導入されていない方も、十分に利活用が進められていない方も、ぜひこれらの情報を参考に、タブレットの徹底活用を進めていってください。
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