

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
デジタル教科書と紙の教科書、両方のメリットを活用!
学校の授業において効率性を向上させるには、タブレットの導入が効果的です。そのため、タブレットを活用した教育が注目される傾向にありますが、授業の内容によっては、紙の教科書で授業を行う方が効果的な場合もあるのです。
つまり、ICT教育は紙との併用で大きな効果を期待できると言えますが、その理由についてみていくことにしましょう。
デジタル教科書と紙の教科書 それぞれの特性は?
ベネッセ教育総合研究所のサイトでは、紙媒体とタブレット端末の特性について紹介しています。
それによると、紙媒体の特性としてあげられることは、文章が読みやすく、全体の概要が理解しやすい点です。
また、重要な内容が記載されいている箇所についてアンダーラインを引ける点も、紙媒体ならではの特性と言えるでしょう。そのほか、紙媒体は目に優しいこともあり、疲れにくい特性もあります。
さらに、紙媒体の教科書を利用すると、授業が終わったときに「学習した」と感じやすい点もメリットとなります。
一方、タブレット端末の特性としては、画像や色合いの把握に優れている点で、タブレットで閲覧した画像は、紙媒体に掲載されている画像よりも記憶にとどまりやすいと言えます。
そのうえ、タブレット端末は生徒から興味を持たれやすいこともあり、授業にタブレット端末を使用することで、楽しく授業を進められるメリットがあります。
参考:ベネッセ教育総合研究所
https://berd.benesse.jp/berd/focus/1-digital/activity4/
つまり、紙の教科書とタブレットを活用したデジタル教科書は、どちらにもメリットがあり、両方を併用することで授業の効果が高まりやすいと言えるのです。
紙媒体の教科書は「言語系の科目」に最適
それでは、紙媒体の教科書とタブレットを活用したデジタル教科書は、どのようにして使い分けると良いのでしょうか。
先ほど、紙媒体の特性として「文章が読みやすい」ことをあげましたが、紙媒体は、国語や英語など、言語系の科目において効果が期待しやすいと言えます。
その理由としては、紙の大きさとタブレットの画面の大きさが同じである場合、より多くの文章を記載できるのは紙媒体の方であるためです。
紙媒体の場合は、文章と文章の間に行間がなくてもさほど違和感がありませんが、タブレットなどのデジタル媒体で文章を読む場合、文章と文章の間に行間がなければ、文章と文章が密接しているように感じられ、読みづらい状態となってしまいます。
しかも、文章を全体的に把握するためには、目で見た範囲内により多くの情報が入っている必要があります。
これらの理由から、言語系の科目を学習する場合は、紙媒体の方が有効であると言えるのです。
デジタル教科書は「理数系の科目」に最適
一方で、タブレットに適している授業科目としては、算数または数学、理科などの理数系科目があげられます。その理由としては、タブレットは画像を把握するのに適していること、そして、図形の把握にも適しているためです。
特に、理科の授業では画像で理解しなければならないケースが多いですが、タブレットが画像の把握に適していることを考えれば、理科の学習でタブレットを用いることは最適と言えます。
また、画像を利用すれば多くの情報が得られますが、タブレットでは動画配信も可能であることから、実験の様子などを動画で配信すれば、より理解度が高まることでしょう。
さらに、算数や数学でも、動画配信を行えば問題の解き方をわかりやすく説明できます。先生が1回説明しただけでは理解しにくかったとしても、動画配信で問題の解き方をわかりやすく説明すれば、タブレットに興味を持ちながら、授業を理解しやすくなるのではないでしょうか。
まとめ
タブレットを利用したデジタル教科書を活用すれば、画像や動画の閲覧など、紙の教科書では成し得なかったことが可能となるため、授業の理解度が高まりやすくなりますが、その一方で、言語系科目のように、紙の教科書を利用した方が、理解度が高まる場合もあります。
2019年からはデジタル教科書の利用がスタートしますが、当面は紙の教科書と併用する形となります。デジタル教科書と紙の教科書、両方の教科書のメリットを活かしながらタブレットを授業に役立てていきましょう。
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