導入されても未活用?学校でタブレットが活用されない理由とは

導入されても未活用?学校でタブレットが活用されない理由とは
2019/02/19
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ICT教育の推進で、タブレットを導入する学校が増加

政府の方針によって、授業でICT教育を実施する「教育の情報化」が推進されています。それに伴い、多くの学校ではタブレットの導入が進んでいますが、実際には授業でタブレットが活用されないケースもみられるようです。

なぜ、教育の現場でタブレットが活用されていないのでしょうか。その理由を調べた上で、タブレットを活用するための対策についてもみていくことにしましょう。

タブレットを活用していない学校は約半数?

教育に関する出版事業を手がける旺文社は2018年2月、「全国の高等学校におけるICT活用状況」(以下、同調査)に関する調査結果を発表しました。

タブレットを1台以上導入している高校の比率は33%で、前年と比較すると約3%上昇しています。上記の調査結果より、徐々にではありますが高校にもタブレットの導入が進んでいることが分かります。

また、同調査には「タブレット型PCの活用状況について」という項目がありますが、その項目の調査結果をみてみると、「十分活用できている」と「まあまあ活用できている」を合わせると約55%となりました。

その一方、「あまり活用できていない」と「まったく活用できていない」を合わせると約45%となり、タブレットを活用できていない高校が半数近くに上っていることが分かります。

なぜ、授業でタブレットが活用されていないのか?

それでは、なぜ授業においてタブレットが活用されていないのでしょうか。その理由について調べるために、同調査の「タブレット型PCの活用における課題」という項目の結果を参照してみます。

課題として最も多かった回答は、「教員の活用スキルの引き上げ」となりました。2番目に多かったのが「十分な端末数の配備」、3番目に多かったのが「ネットワーク環境の整備」でした。

参考:旺文社
プレスリリース
https://www.obunsha.co.jp/news/detail/509

上記の調査結果より、授業でタブレットを活用するための環境が整備されていない学校が多いことが読み取れます。

タブレット端末の配備やネットワーク環境の整備を行えば、授業でタブレットが利用できる状況となりますが、タブレットの活用に関する教師のスキル不足を改善することは、一朝一夕で実現するものではありません。

そのために、教師がタブレットを活用するスキルを着実に高めていく必要があるのです。

対策は、教師のタブレット活用スキルを高めること

教師がタブレットを活用するスキルを高める方法としては、校内で教師を対象としたタブレット研修を実施したり、あるいは、校外で行われるタブレットの研修会に参加したりすることがあげられます。

研修では、授業にタブレットを導入する意義や、授業でタブレットを活用するための実践的な方法を習得することができます。

また、研修を通じて、授業にタブレットを導入して成功している事例を知ることができれば、実際に授業でタブレットを活用する際に役立つことでしょう。

そのほか、授業でタブレットを導入する前に、日常的な業務でタブレットを使用することも、タブレット活用のスキル向上につなげられます。

教師の中には、日常的にタブレットを操作している人もいれば、タブレットの操作はほとんど行ったことがない人もいることでしょう。

そこで、タブレットの操作に慣れるために、校内での職員会議や校内研究でタブレットを利用する方法が考えられます。会議や研究発表でタブレットを使用すれば、タブレットの操作に対する理解度が高まりやすく、授業でもタブレットを活用しやすくなることが期待されます。

まとめ

教育の現場においてタブレットが活用されていない背景としては、教師がタブレットを活用するスキルが十分に高まっていないことが考えられます。

しかし、逆の見方をすれば、教師がタブレットを活用するスキルが高まれば、授業においてタブレットが適切に活用されることが期待されます。タブレットを導入し、教師がタブレットを使いこなしながら、教育の情報化を推進していきましょう。

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