こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
タブレットの需要低迷期が購入のチャンスに
業務にタブレットを導入している企業は多くなりましたが、タブレットが広く普及すると、今後はタブレット市場の伸び悩みが想定されます。
この状況が続くとタブレット価格の値下がりが見込めることから、タブレットの導入を検討中で、まだタブレットを導入していない企業にとっては、低コストで導入できるまたとないチャンスになりそうです。
タブレット市場の動向を把握!
IT専門調査会社のIDC Japan株式会社は2018年9月、「2018年第2四半期 国内タブレット端末市場実績値」の調査結果を発表しました。
それによると、2018年第2四半期における国内のタブレット出荷台数は、前年同期比で23.0%も減少しました。この内容について詳しくみると、家庭向けのタブレット出荷台数が前年同期比で28.5%減少していますが、ビジネス市場向けは6.0%増加しています。
企業向けのタブレット市場は一見すると成長しているようにもみえますが、タブレットの導入は、金融関連企業の買い替え需要や学校向けの出荷など、一部の業種でタブレット需要が増加しているにとどまる状況です。
参考:IDC Japan
プレスリリース
https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20180920Apr.html
企業全体でみた場合、業務でタブレットが必要と判断した企業は、その多くがすでにタブレットの導入を済ませていることから、長期的にみた場合、企業のタブレット需要は伸び悩むものと推測されます。
市場の伸び悩みは、タブレット導入のタイミングか?
一方で、タブレットの需要が伸び悩んでいる状況ならば、現時点でタブレットの導入を検討している企業にとっては、導入のチャンスと言えそうです。
その理由としては、タブレットの需要が低迷していれば、タブレットの価格が値下がりする可能性があるからです。
このタイミングを見計らえば、企業としてはタブレットの導入費用を低く抑えることができます。また、企業がタブレットを導入する場合は、数をまとめて導入することが多いですが、タブレットの購入数が増えれば、値引きの交渉を行いやすくなります。
タブレットの価格が値下がりしたタイミングで、まとまった数のタブレットを導入することができれば、導入費用の削減につなげられるため、利益の改善効果も期待できます。
タブレットの導入は、これからだと遅い?
まだタブレットを導入していない企業としては「これからタブレットを導入するのは遅いだろうか」と考えてしまうことがあるのではないでしょうか。
結論としては、タブレットの導入に遅すぎることはありません。その理由は、タブレットを導入する基準は、「業務を進める上でタブレットが必要かどうか」という点に尽きるからです。
特に、タブレットを導入するきっかけとなるのは、業務の効率化や経費の削減を実現するためではないでしょうか。
これまでは、タブレットを使用しなくても問題なく作業を進められたことでしょう。しかし、近年は労働力不足や働き方改革の推進などにより、従来通りに作業を進めていると、業務が思うように処理できなくなることがあるのです。
そのようなときこそ、タブレットの導入が効果的です。タブレットを導入している企業は、タブレットを利用したペーパーレス会議やタブレットを利用した少人数向けのプレゼン実施など、さまざまなシーンで活用しています。
タブレットの導入が伸び悩みを見せるこれからのタイミングこそ、タブレットの導入に最適と言えそうです。
まとめ
企業に求められることは、いかに経費を削減して利益を高めるか、ということですが、タブレットの需要が伸び悩んでいる状況でタブレットを導入すれば、導入コストを下げられることから、「経費削減と利益の向上」を実現しやすくなるのです。
業務の効率化と企業の利益向上を実現させるのであれば、タブレットの導入が効果的と言えるでしょう。
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