業務用携帯端末に搭載されるMDMシステムって何?

業務用携帯端末に搭載されるMDMシステムって何?
2018/09/20
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MDMとは

MDM(Mobile Device Management)システムは、企業や団体、教育機関で利用される、スマホやタブレット、ノートPCなどの携帯端末を、統合的に管理するための仕組みです。

大きな企業や組織で多数のモバイル端末を利用する場合、各端末にアプリを配信し、そのバージョン管理を行い、利用者が共通の環境を維持できるようにします。また、セキュリティレベルを整え、利用できるアプリの制限などのコントロールを行います。

なおMDMには、Master Data Managementという、業務利用におけるデータのマスター管理を行う仕組みにも使われるので、会話の中で混同しないようにして下さい。

MDMの必要性

MDMの必要性は、近年、スマホ、タブレット、ノートPCなどのモバイル端末が、ビジネスの現場で取り入れられるようになり、セキュリティ面での対応や業務の効率化が不可欠であることから、ニーズが急拡大しています。

MDMが提供する機能には、利用するアプリの提供・管理、端末を紛失した時のリモート制御、セキュリティアプリの提供・管理、緊急時の端末隔離やアクセス制御、アプリの利用制限や管理などに代表されます。

また、個人の端末を業務に利用するBYOD(Bring Your Own Device)環境が拡大すると、個人データと業務データの隔離など公私の分離が必要になります。

以前は消極的だった個人端末の業務利用も、セキュリティが確保されてくれば、企業はコスト削減、社員は使い慣れた端末を利用できるWin Winの関係が構築できます。

MDMの機能

MDMは様々なシステムが開発され、提供されています。価格も利用されている端末の数量によって、段階的に設定するような、従量制の価格設定なども用意されており、各社の機能を比較して、最適なシステムを決定して下さい。

個別の機能としては、iOS、Android、PCなど、複数のOSを管理できるものや、部門ごとのルール設定、盗難・紛失時の端末初期化、端末にデータを保存しない仕組み、起動画面を自社仕様に統一するといった機能を提供しています。

社内専用のアプリ配布ポータルサイトの立ち上げ、ワイヤレス配信、App Store、Google Playのアプリのおすすめ登録、ユーザーのアプリ導入作業を無くす、サイレントインストール機能、モバイル端末に搭載されているカメラの制限などの機能も提供されています。

また、GPSを利用した勤務実績の管理、配達や保守管理を効率的に行う付加機能なども提供されています。

Microsoft、Appleの参入

MicrosoftもMicrosoft365 Businessで、中小企業のWindows端末をターゲットにOfficeの利用とリモートロックやアプリの配布、利用制限などのセキュリティ機能を提供しています。

Appleも同様にApple Deployment programの一環として、端末の導入、構成を効率的にコントロールするDevice enrollment program、MDMの自動登録や、ボリューム購買によるアプリの購買、ファイル共有や連絡先の同期、VPNの提供などをスムーズに行うことができます。

まとめ

モバイル端末の有用性については、既に共通の認識として理解されています。しかし、多くの端末が利用されるようになると、データ漏洩や紛失、盗難などのリスクが拡大します。また、端末ごとに異なった管理では効率面で問題です。

このような課題に対応するのがMDMであり、業務用端末の有効利用のためにはMDMシステムの有効活用が欠かせません。

MDMを上手に活用しながらタブレットを利用すれば、業務の効率を上げることができます。タブレットとMDMの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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