

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
増えるタブレットの導入、そのメリットとは?
近年はモバイル端末が広く普及し、一般の人々も暮らしのあらゆるシーンでスマートフォンやタブレットを活用するようになりました。これらの端末はITの利便性を享受できるだけでなく、PCに比べてより直感的な利用が可能で、操作に慣れない人、初めて触れる人でも、比較的容易に使いこなせるという利点があります。
情報端末など機器の理想は、なんといっても使っていることを意識させないインターフェース、人間の行動に溶け込んで自然に使いこなせ、かつそれなしでは不可能であったことを可能にするということにありますから、この利点は非常に大きなものといえるでしょう。
こうした未来の暮らしを支える端末としての進化、ネットワークの高速化・安定化を背景に、ホテルや旅館など宿泊施設においても、客室用のタブレットを設置し、新たなサービスを構築する動きが増えてきています。導入によって何が変わり、どのようなメリットが期待できるのか、その最新動向をみてみましょう。
これまで客室には、インフォメーションブックとして館内案内や約款を記したものやパンフレット、エアコンや照明をはじめとする室内の設備機器をコントロールするリモコン、フロントへの連絡手段に用いる内線電話などが備品として用意されているのが一般的でした。
しかし、分厚く重い古びたインフォメーションブック、雑然と挟み込まれたおすすめサービスのパンフレットでは、どれだけのゲストが開いて読んでみたいと思うでしょうか。そこに置いてあることに気づきはしても、パラパラとめくればよい方、ほぼ情報としての訴求力は期待できず、印象にも残らないといったものになってしまっているはずです。
そこでこれを電子化し、各部屋に設置したタブレットで提供するかたちとすればどうでしょう。コンパクトにまとめられ、室内もスッキリ現代的に見せられるほか、館内案内や約款、おすすめしたいイベントやサービス等の情報を分かりやすく、効果的に伝えることが可能となります。
電子化した全ての情報は、内容の逐次更新もごく簡単に、費用や手間も削減して行えますから、最新の情報をゲストに魅力的なかたちで届けることができるのです。キャンペーン案内など宣伝の訴求効果もアップし、ゲストの満足度とオプションサービスの利用率を同時に上げることができ、収益の改善にも大きく貢献すると期待されます。
多言語対応や業務の効率化も!
近年は全国各地あらゆる地域の宿泊施設で、訪日外国人客の利用も増えていますから、サービスにおける多言語化を課題としている施設も多いでしょう。
タブレットを導入したこのサービスであれば、各種情報提供における多言語化も容易です。館内案内とともに、周辺路線図など交通案内やグルメ情報、観光情報を使い慣れた言語で閲覧できるようになれば、外国人ゲストにも喜ばれますし、施設利用における文化・習慣の違いに由来したトラブルの発生も未然に防ぎやすくなります。
タブレットには、フロントへの内線通話機能やチャットによる通信機能を搭載させることができるので、これまでの内線電話に代わり、スムーズでリーズナブル、管理・対応も容易で、ゲストも利用しやすい仕組みを構築できます。
備品の貸し出しやルームサービスなどもタブレットの画面からオーダーする仕組みとすれば、すぐに客室番号とオーダー内容を受け付け、対応することが可能となるため、受け付け業務の軽減と効率化、ゲストの満足度向上を実現できるでしょう。もちろんこちらも多言語対応で展開できるので、さまざまな言語でのオーダーを日本語で受けられ、ホテルスタッフの語学力に不安があっても安心です。経営面では、人件費の削減にも寄与するでしょう。
リピーター醸成と新たな収益源の確保まで
照明や空調のコントロール機能、目覚まし機能などもタブレットにまとめられるため、より客室内空間はスッキリとした快適な空間に。徐々に本格化しているIoTデバイスとの連携も進めれば、これまでにないスマートな宿泊体験を提供することも可能になります。
こうした近未来を感じさせる体験や、ストレスなく利用できる快適な制御空間での滞在体験は、他との差別化による新規顧客の開拓とリピーターの醸成に役立つでしょう。
もちろん情報端末として、ゲストが明日の旅程についてなど、ちょっと調べたいときに使えるインターネット閲覧機能を提供したり、外国語の新聞や雑誌を含めた電子書籍コンテンツを閲覧可能としたりすることもできます。
サービスによっては、スマートフォン決済を活用して客室内から免税品を購入したり、有料コンテンツを視聴したりといった仕組みに対応しているタイプもあり、こうしたソリューションを導入すれば、訪日外国人をはじめとした多くのゲストにおける追加サービスの利用を促進でき、宿泊料以外の収益源として育てていくことも可能になっています。
まとめ
タブレットを通じて提供するサービスの内容は、立地条件やターゲット層を考慮しながら、施設ごとでカスタマイズできるため、予算とアイデア次第でさまざまな可能性を開拓できるでしょう。新たなサービスへ対応させる際も、アプリを追加する要領で進められるため、一から仕組みを構築する必要がなく、最小限の手間で迅速に作業を完了できるというメリットもあります。
このように客室設置型のタブレットソリューションは、今後の宿泊施設を支える強力な味方になると考えられるのです。多様なサービスをインバウンドにも対応しながら一元化して実現、効率よくきめ細やかにゲストのニーズに応える、いわば客室ごとにおいたコンシェルジュのように活躍してくれるでしょう。初期コストも手ごろになりつつありますから、ぜひ導入を検討してみてください。
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