データセンター向けHDDのWD Gold™ シリーズから最大容量となる26TBの新モデル「WD261KRYZ」の取り扱い開始

大容量化のニーズに対応する高耐久のエンタープライズ向けストレージ

Western Digital正規代理店であるテックウインド株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:王 夢周、以下「テックウインド」)は、エンタープライズクラスのWD Gold™シリーズから、シリーズ最大容量となる26TBの新モデル「WD261KRYZ」の取り扱いを2月21日(金)より開始いたします。

最大250万時間のMTBF、独自の振動保護テクノロジー、さらにHelioSeal™テクノロジーによる消費電力の低減を実現する本製品は、データセンターやストレージシステムといった厳しいストレージ環境での高い信頼性や耐久性を確保できます。

なお、ウエスタンデジタルは「BCN AWARD 2025」のハードディスクドライブ(HDD)内蔵部門において4年連続となる1位を受賞するなど、国内でも高い人気と実績を誇っています。

製品概要

店頭発売予定日 2025年2月21日(金)
購入方法 全国のパソコン販売店、ネットショップで販売
想定市場売価 税込126,800円前後

背景

ビジネスにおけるデータ量の増加と、それに伴うストレージソリューションの需要拡大が進む中、特にエンタープライズ分野では大容量かつ信頼性の高いHDDが不可欠となっています。テックウインドはWestern Digital正規代理店として、国内の企業・組織が求める高品質なストレージソリューションを提供しております。 今回新たに取り扱いを開始した26TBモデル「WD261KRYZ」は、過酷なデータセンターユースも支えるエンタープライズクラスの機能・性能を備えており、国内のお客様に最適なストレージソリューションを提案するためのラインナップ拡充を目的としています。

特長

  1. 大容量と信頼性の向上
    OptiNAND™テクノロジーによりHDDの容量向上、レイテンシー(遅延時間)の改善、信頼性向上を実現。
  2. パフォーマンスと省電力の両立
    HelioSeal™テクノロジーによりディスク回転時の空気抵抗を抑制し、パフォーマンス向上・電力消費の最適化・大容量化を可能に。
  3. 緊急時のデータ保護強化
    ArmorCache™テクノロジーにより緊急電源オフ(EPO)時のデータ保護と復元力を強化。

詳細仕様

シリーズ名 WD Gold™
容量 26TB
型番 WD261KRYZ
JAN 718037904948
インターフェース SATA3 6Gb/s
フォームファクター 3.5 inch
転送速度 291 MB/s
キャッシュ 512 MB
回転数 7200-RPM
記録方式 CMR
MTBF 2,500,000時間
耐久性 550TB/年

導入メリット

1. コスト効率の向上

WD Goldの大容量モデルを導入することで、同容量を従来システムより少ない台数で収容可能。ラックスペースの削減と電力効率の向上により、長期的な運用コストを大幅に抑制できます。さらに信頼性の高さが交換頻度を下げ、保守コストも削減できるため、TCOを最適化できます。結果、競争力のあるIT基盤を構築しながらリソースを最適化できます。

2. 消費電力と冷却コストの削減

WD Goldの大容量ドライブに集約することで、物理台数が減り消費電力が抑えられます。ファームウェア最適化やヘリウム封入技術により発熱量が低く、冷却効率も向上。空調設備の負荷を軽減し、データセンター全体のランニングコストを抑制できます。

3. 大量データの安全な保管

WD Goldは高MTBFや回転振動センサーなど、エンタープライズ向け設計を備えており、大量データの安全な保管に適しています。アクセス頻度の少ないアーカイブやバックアップ用途でも十分な容量と信頼性を確保し、長期保存でも安定した性能を維持します。

4. 運用管理の効率化

大容量化でストレージを集約することで、物理デバイスやケーブル、ラック管理の手間が軽減されます。さらにWD Goldはファームウェアの最適化や先進技術を採用しており、ディスク障害の予兆検知やエラーリカバリ制御も強化。メンテナンス工数を減らし、システム管理の負担を大幅に削減できます。

5. 継続的なビジネス運用への貢献

高い耐久性と5年間の保証が付帯されたWD Goldなら、障害リスクを抑えながら長期的に安定した運用が可能です。万が一のトラブル時にも迅速なサポート対応が受けられるため、ダウンタイムを最小化しビジネスの継続性を確保。結果として企業の信頼度向上にも寄与します。

今後の展望

テックウインドは今後もWestern Digitalをはじめとした世界トップクラスのパートナーとの協業を拡大し、さらに大容量・高信頼性を備えた製品やソリューションを国内へ提案してまいります。次世代インフラを支える製品ラインナップを拡充することで、エンタープライズから中小企業まで幅広いニーズに応え、日本のIT基盤強化に寄与することを目指します。

テックウインド株式会社について

会社名:テックウインド株式会社
設 立:1995年4月
本 社:東京都文京区湯島3丁目19番11号 湯島ファーストビル7階
サイト:https://www.tekwind.co.jp/

テックウインド株式会社は、海外の有力IT機器メーカー各社の正規代理店として国内パソコン市場の黎明期から最新かつ最適な製品群を日本に展開して参りました。近年はコンピュータ関連製品に加え、AI、ライフスタイルを豊かにする日本未上陸の各種プロダクトにも注力し、日本のお客様に提案を行っています。

ウエスタンデジタルについて

ウエスタンデジタルは、NAND型フラッシュメモリー、及びそのドライブ装置であるSSD(ソリッドステートドライブ)、そして HDD(ハードディスクドライブ)の双方を一般消費者向け製品から企業向け製品、データセンター向けの大規模ストレージにいたるまで、トップレベルで開発・量産するデータインフラで世界を牽引している会社です。シリコンや磁気記録テクノロジー、そしてシステムに至るまで、同社は、製品ポートフォリオ全体に組み込まれるコンポーネントの設計、開発、製造をおこなっています。これにより、最終製品が完成するまでのあらゆる場面で、細かな調整や最適化を実現できるのです。

ウエスタンデジタルが保有する特許は14,000以上に上り、世界中がウエスタンデジタルのテクノロジーに支えられています。ウエスタンデジタルは数多くの「業界初」を成し遂げてきましたが、次世代の技術やデバイスを実現させるため、今後もさらにストレージ製品の限界に挑戦していきます。

BCNアワードについて

「BCN AWARD」は、全国の量販店のPOSデータを日次で収集・集計している「BCNランキング」に基づき、パソコン関連・デジタル家電関連製品の年間(1月~12月)販売台数で第1位となったベンダーを表彰する賞です。ウエスタンデジタルは、ハードディスクドライブ(HDD)内蔵部門において4年連続となる1位を獲得し、その功績が高く評価されています。

参考資料・関連リンク

備考

※このリリースに記載の内容は発表当時の内容です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

本リリースのお問い合わせ先

テックウインド株式会社 営業本部 マーケティンググループ
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル7F
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