

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。
PCでのリッチコンテンツ体験を実現するストレージ
M.2 フォームファクタのSSD製品が5月17日に登場
担当シニアマネージャーの牛島学氏が語るNVMe SSD
Q:新製品「Western Digital® Black NVMe™ SSD」について教えてください。
牛島氏:新製品は、PCゲームシステム向けに、当社独自のSSDアーキテクチャーとコントローラーを搭載し、最先端の性能、低消費電力、高耐久性を提供するSSDのフラッグシップ製品です。M.2 NVMe接続に対応するSSDで、当社で初めて自社開発したコントローラーと64層の3D NANDを使用することで、シーケンシャルリードで3,400MB/秒、シーケンシャルライトで2,800MB/秒を実現する、当社のフラッグシップSSD製品となります(1TBモデルの場合)。従来品と比較して書き込みは3倍以上高速になり、耐久性、消費電力ともに大幅に向上しています。
Q:コントローラーを自社開発した理由は何ですか?
牛島氏:コントローラーを自社開発するメリットはいくつかあります。ウエスタンデジタルはSSDの基幹部品となるフラッシュメモリーを自社にて開発・生産しています。最新のフラッシュ技術にあわせたコントローラー設計がタイムリーにできるため、市場への製品投入を早くすることができます。また、信頼性の観点からも、フラッシュからコントローラーまで全ての設計を一気通関してやるため、どこに問題があるのかの不具合解析を自社内で行うことができます。
Q:新製品の特徴の一つである低消費電力はどのように実現しているのですか?
牛島氏:今回の新製品は、コントローラーを自社開発することにより速度性能と耐久性を上げただけではなく、消費電力の処理にも特徴があります。通常はデータをコントローラー内のCPUを通してフラッシュメモリーにデータ書き込みを行いますが、CPUを稼働させるとどうしても電力が必要になります。SSD全体の消費電力を低減するために、目をつけたのが、CPUでした。CPUを通さずに、フラッシュコントローラーのみを使用してフラッシュにデータを書き込むアルゴリズムを構築することで、消費電力を低減することに成功しています。
この文章はウエスタンデジタル社のニュースレター「Western Digital News | Volume 2. June. 2018」から引用しています。
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