QNAP NAS製品において、QTS 3.8以前で作成したディスクボリュームを、容量拡張、HDDの追加、RAIDレベル移行により拡張する場合、拡張後のディスクボリュームサイズとして16TBまでをサポートします。16TBを超えるボリュームへの拡張はできません。
※
ボリュームの拡張ではなく、初期セットアップを行う際に構築するRAIDボリュームについては16TB以上もサポートします。(EXT4フォーマットのみ)
例えば、TS-1679U-RPで約56TBのRAID6 ディスクボリューム(4TB HDD x 16台)を構築することは可能です。(このボリュームの拡張は行えません。)
例えば、8ベイ以上の製品では下記の様なケースで拡張が可能です。
この制限はRAIDボリュームの実効容量に依存する制限で、物理ディスクの総容量に関わるものではありません。
RAID6 | ディスクボリュームサイズ | 9TB | |
物理ディスク総容量 | 15TB | ||
↓ 3TB HDD x 2台 追加によるボリューム拡張 ↓ |
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RAID6 | ディスクボリュームサイズ | 15TB | |
物理ディスク総容量 | 21TB |
上記の例では、本制限により更にもう一台の3TB HDDをRAID6ボリュームに追加することはできません。