製品特長
ハードウェアの概要
専用のSFPファイバーアップリンク
専用のSFPポートがあるため、ダウンリンクのギガビットポートを使用して、ファイバーアップリンクを利用できます。4個のSFPポートにより、冗長化アップリンクだけでなく、リンクアグリゲーションとフェイルオーバー機能を持つトランクアップリンクによる二重冗長化を構築することも可能になります。この二重冗長化は、ネットワーク仮想化のための強力な設計となります。
フォームファクター
GS724Tはラックマウントに対応しています。ケンジントンロックスロットを搭載し、オープンスペースでスイッチを物理的に固定することができます。この24ポートスイッチは静音で動作するため、騒音が気になる環境に最適です。33dBA以下の騒音レベルで動作します。
ファンレス設計
静かな動作音で、図書館や教室、オフィスなど、ネットワーク機器の音が気になるビジネス環境に最適です。
ソフトウェアの機能
ダイナミックVLAN割り当て
同じポート上で複数のIP電話機とPCを異なるVLAN割り当てポリシーの下で認証できます。ユーザーは自由に移動して、ネットワーク内のどこでも同じレベルのネットワークアクセスを得ることができます。
スタティックルーティング
スイッチを通じて内部ルーティングでネットワークをセグメント化できるシンプルな方法です。ルーターを外部トラフィックのルーティングにのみ使用することで、ネットワーク全体の効率がさらに高まります。
管理、ACL、QoSのための包括的なIPv6対応
将来を見据えつつ、現在のネットワークを構築できます。投資を保護し、スイッチを交換せずにIPv6ベースのネットワークにスムーズに移行できます。
将来を見据えつつ、現在のネットワークを構築
投資を保護し、スイッチを交換せずにIPv6ベースのネットワークにスムーズに移行できます。マルチキャストストリームを迅速に受信者へ配信し易くなります。マルチキャストトラフィックを特定の受信者のみに配信することで、マルチキャストルーターを追加しなくても、コストを削減し、ネットワーク効率を向上させることができます。
堅牢なセキュリティ機能
外部からの攻撃を防ぎ、マルウェアをブロックしつつ、認証済みユーザーには安全なアクセスを可能にすることで、すべてのタイプのトラフィックに関して安全で統合されたネットワークを構築します。
- 802.1x認証
- DHCPフィルタリング
- MACのロックによるポートベースのセキュリティ
- MACアドレスとIPアドレスに基づいてトラフィックを許可/拒否するACLフィルタリング
Auto VoiceとAuto Video
Auto-VoIPを使用したVoIP優先度の自動設定によって、マルチベンダーの複雑なIP電話導入作業を簡素化します。プロトコル (SIP, H323, SCCP) ベース、または電話機のソースMACアドレスのOUI (デフォルトデータベースおよびユーザーベースOUI) ベースの場合にも対応。トラフィックの分類と正しい出力キュー設定を有効化することで、他の通常のトラフィックよりも優れたサービスクラスをVoIPストリーム (データおよびシグナリングの両方) に提供します。LLDP-MED準拠のIP電話を導入した場合、音声VLANが、LLDP-MEDを使用してVLAN ID, 802.1Pプライオリティ, DSCP値をIP電話に伝送し、コンバージェンスを加速します。
包括的なQoS機能
ネットワークパフォーマンスの最適化に加えて音声やビデオなど重要なトラフィックの配信向上を実現する、先進的な制御機能です。
- ポートベースまたは802.1pベースの優先順位付け
- レイヤー3ベース (DSCP) の優先順位付け
- ポートベースの入口、出口のレートリミット
DHCPスヌーピング
特定のIP/MACアドレスを持つクライアントだけがネットワークにアクセスできるようにすることで、IPアドレス割り当ての整合性を確保します。
デュアルファームウェアイメージと設定ファイル
デュアルファームウェアイメージとデュアル設定ファイルにより、ファームウェアのバージョンアップ/設定変更を透過的に実行するため、サービス中断を最小限に抑えることができます。
保護されているポート
スイッチ上の保護されているポート間でユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストのトラフィックが交換されないようにすることで、統合型ネットワークのセキュリティを向上させます。これにより、機密を要する電話同士の会話のプライバシーを保ち、監視用のビデオクリップを、漏えいや改変なしに指定したストレージデバイスへ送信することができます。