サーバー診断テスト

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導入を考え始めるきっかけは?

企業にとって「業務の効率化」は、受注できる仕事量を増やすためにも、また人件費をはじめとした経費を削減するためにも、常に追いかけられる永遠のテーマと言ってよいでしょう。そのテーマに向けて、大きく一歩踏み出せるのが、「サーバー」であり「NAS」の導入なのです。

そして、サーバーやNAS導入のメリットは、何も「業務の効率化」に限ったことではありません。他にも様々なメリットを、企業にもたらせてくれます。ここでは、どのような状況のとき、導入の検討をするべきなのか、そのポイントを紹介していこうと思います。

導入を考えるポイント1 - セキュリティ編 -

大切なデータが、各従業員のパソコンにのみ保存されている

HDDを共有して作業をしているが、定期的にバックアップを取っていない

外部から侵入される脅威に対して、対策をとっていない

企業にとって、パソコンのデータは、仕事上の必要不可欠な道具であると同時に、大きな財産でもあります。御社において、これらのデータは、問題なく守られているでしょうか?パソコンに不具合が生じたとき、すべて消え去ってしまうような状況になっていないでしょうか?また、外部から簡単にアクセスできてしまうような、セキュリティー上の問題は抱えていませんか?

もし、どれか当てはまるようなことがあれば、万が一に備えて、早急にサーバーやNASの導入を検討してみてください。サーバー・NASにはそれぞれ外部・内部のセキュリティ対策が、あらかじめ施されている上に、自動バックアップ機能も付いておりますので、これらのリスクを、大きく軽減してくれます。

導入を考えるポイント2 - ファイルサーバー編 -

従業員が撮影した写真や動画ファイルが増えてきた

従業員2人以上で、同じプロジェクトの仕事を分担して進めることが増えてきた

社内でデータを添付したメールのやり取りが増えてきた

現在では写真は高画質化し、1つの画像ファイルの容量も、大きくなる傾向にあります。また、気軽に動画も撮影ができるようになり、動画でプレゼンテーションという機会も、増えてきているでしょう。そうは言っても、従業員に与えたPCの、HDDを増やしていっても物理的限界がありますし、管理を各従業員に任せると、誤ってデータを消去してしまったり、予期せぬPCの故障が生じて、データが消えてしまったりと、リスクが高くなってしまいます。 また、使いまわせるような写真・動画データを、各従業員のパソコンに、別々に保存しておくというのも非効率的です。下記に上げるような仕事が増えてきたら、サーバー・NASの導入をご検討ください。業務も効率化でき、リスクも軽減することが可能となります。

導入を考えるポイント3 - 外部アクセス編 -

外回りをする営業人員が増えてきた

営業先に、カタログやパンフレットなどを提示する機会が多い

1つのプロジェクトに複数の人間が携わるようになってきた

ファイルサーバーに含まれる機能ではありますが、最近ではパンフレットやカタログ、打合せ用資料なども、タブレットなどで、客先にプレゼンテーションする機会も、増えてきているのではないでしょうか。その中でも、特にカタログなどは、印刷費を抑えるために、多くの枚数を刷ることになるでしょう。しかし、多くの枚数を印刷したにもかかわらず、記載情報が少しでも変更になると、作り直す必要が出てきて、余った分が無駄になってしまうこともあるかと思います。出先から最新のカタログデータをいつでもダウンロードできる仕組みを作ることで、この無駄を省くことが可能になります。

また、営業で外出が多いスタッフは、資料の編集や修正の必要が生じた場合、その度に会社に戻らなければならない状況も多いのではないでしょうか。それであれば、移動時間などを使って、修正作業を行った方が効率的なこともあるでしょう。会社に戻ることなく、出先で素早く作業ができる環境を、整えることができるのが、サーバーやNASなのです。外部アクセスサーバーを作ることは、業務の効率化はもちろん紙媒体の作成費や人件費の削減につながると同時に、従業員の負担を減らすことも可能なのです。

どんなことができるの? -サーバーとNASの違いー

企業が導入を検討する時、自分の会社ではサーバーとNASのどちらがふさわしいのか、迷うことがあると思います。それは、共通してできる機能が多くあるからです。

ファイルサーバー機能や、外部アクセスなどの基本的な機能は、NASでもサーバーでもできます。また最近のNASでは、スケジュールに合わせて、NAS内のHDDなどに定期的なバックアップを取ることも可能です。

さらに、外部の脅威に対するセキュリティ機能も、しっかり備えておりますし、クライアントをグループ分けして、そのグループごとに、ファイルやフォルダへのアクセス権限を設定することもできます。このように、企業として基本的に求める機能は、サーバーでもNASでも、ほぼ共通に使えると考えてよいでしょう。ここではまず、サーバーとNASが、共通して持っている機能を整理してみましょう。

サーバーとNASの共通する機能

ファイルサーバーとして、社員がアクセスできる共有のHDDを導入

共有データを定期的にバックアップ

外部の脅威に対するセキュリティ対策

フォルダ毎のアクセス権限をクライアントグループごとに設定

社外から共有HDDにアクセスして、データの作成・編集・閲覧

“サーバーとNAS”それぞれのメリット

では、サーバーの存在意義は、どこにあるのでしょうか。その大きなポイントは、サーバーは「1台のパソコンである」ことにあります。パソコンですから、当然ソフトをインストールすれば動きますので、サーバー自体で作業することが可能なのです。しかし、サーバーは、私たちが、通常使っているパソコンとは違う点がございます。それが「OS」です。弊社が取り扱う「NOWing SERVER」を例にすると、サーバー用のOSである「Windows Server 2012」がインストールされています。これは、ファイルアクセスの管理であったり、セキュリティ面において、一般的なWindowsパソコンにはない機能を持っています。

機能的に優位性を持つサーバーに対して、NASにも導入するメリットがあります。まず、設置が簡単であることです。ネットワーク上にNASを繋げて簡単な設定をするだけで、すぐにファイルサーバーとして使えるようになります。また、サーバーと比べて、低スペックなこともあり、価格が安い製品が多いので、導入コストを抑えることができます。最後にNASには、メーカーが作った専用ソフトウェアが、基本的にインストールされています。画面でアイコンをクリックして設定を行うことで、ほとんどの機能が使えるようになる製品が多く、専門知識が必要なく、導入に対する敷居が低いことも特徴です。

サーバーの優位性(NOWing SERVER)

NOWing SERVER

NOWing SEVERの製品詳細はこちら

  • 業務用ソフト(会計・在庫・売上管理システム)などの汎用ソフトを運用することができる
  • Windows Server 2012 のOS対応ソフトをインストールし、用途に応じてサーバーをカスタマイズができる
  • セキュリティ面においてNASより優位性がある
  • クライアントPC単位で、制御及び管理を行うことができる
  • PCを高スペックにすることで、処理能力を上げ、アクセスが集中するなど高負荷時でも、快適な作業環境を構築できる

NASの優位性(QNAPシリーズ)

QNAPシリーズ

QNAP NAS

  • サーバーと比べて設置が簡単
  • セキュリティやカスタマイズが、NASメーカーの専用ソフトを使うことで、簡単に設定ができる
  • 専門知識なく運用できるので、システムを管理する人間が必要ない
  • 導入コストを下げることができる(初期導入費や、運用のための人件費など、サーバーと比べて費用を抑えられる)

このように、共通する機能が多いNASとサーバーですが、運用の仕方によって、導入すべき製品が違うのが、お分かりいただけたかと思います。特に大きなポイントとしては、業務用サーバーとしての機能を求めていたり、個人情報など、外部に漏らすことが、会社にとって大きなリスクになるデータを取り扱っているのであれば、「サーバー」が適しています。逆に、導入コストや運用コストを抑えてたいとお考えであれば、「NAS」が適しているということになります。

テックウインドでは、多くの企業様とお取引をさせていただいている実績がございますので、導入に際してご相談いただいた、多様なご要望の蓄積がございます。サーバー・NASの導入に関して、不安な点や疑問点などございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

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