アプリについて
遠隔接客
遠隔接客は、企業やホテルの受付などでロボホンを介して遠隔から接客ができるアプリです。
ロボホンに搭載されたカメラが人を検出すると、あらかじめ設定された案内文によって自動的に接客を開始し、合わせてロボホンとペアリングしたスマートフォン端末やタブレット端末(以下、端末)に来客があったことを通知します。ユーザーは通知があった端末を操作することで、文字入力による発話や、カメラによる来客者の映像確認、通話機能による会話など、ロボホンを介した遠隔からの接客を行うことができるロボホン専用の法人向けアプリです。
アプリの特徴
ロボホンが人の代わりに対面に立って応対します。
ユーザーは離れた場所にある事務所などから、端末を用いてお客様の映像や音声を確認。お客様の名前の確認や問いかけたい内容、質問への回答などを端末に文字で入力すると、ロボホンがスタッフに代わって発話します。
通話モードに切り替え可能。
文字入力での発話だけでなく、通話が必要になった場合に通話モードに切り替えることで、ユーザー自身の声で直接お客様との会話することが可能です。
定型文での発話もできます。
あらかじめ登録した定型文を用意しておくことで1タップでの発話が可能。
複数台の端末でペアリングが可能
1体のロボホンに対して10台までの端末がペアリング可能、かつ、1台の端末に10体のロボホンがペアリング可能。
新型コロナウイルス対策として
新型コロナウイルスの影響で、対面での接客を控えることや、マスクをする必要性が求められる等、今までになかった対応が求められています。この対策として、ロボホンが人の代わりに対面に立つことで、人が対面することなく接客や受付を行うことができます。

図:遠隔での接客サービスのイメージ
動作環境
遠隔接客アプリの利用にあたり下記環境が必要となります。
ロボホン | 法人様向けプランと遠隔接客が契約されたロボホンが必要です。 |
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ネットワーク環境 | ロボホンの動作のために、無線LAN 機器やnanoSIMカードによるネットワーク環境が必要です。 |
Android™タブレット、スマートフォン端末 | 端末にも遠隔接客アプリをインストールする必要があり、ロボホンとペアリングする必要があります。また端末には下記の条件を満たす必要があります。 - Android5.1以上(最低要件) - Wi-Fi Directサポート(最低要件) - GMS非対応(Google Play非対応)の端末では使えません 動作確認済み端末 スマートフォン:シャープ製 AQUOS SH M01, sence3, sence3 plus タブレット:シャープ製 SH T01, HUAWEI 製 MediaPad T3 |
各アプリ機能比較
遠隔接客 | 受付・接客アプリ | タブレット連携アプリ | |
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機能 | 遠隔から文字入力や通話による応対 | ロボホンの音声での応対 | タブレットと連動した説明 |
主な用途 | ロボホンを介した端末操作による来客への接客 | ロボホン単体での受付接客 店内での繰り返し説明や質疑応答など |
画像を表示しながらの受付接客 地図の表示や電話の呼び出しなど |
連携機器 | Android™タブレットまたはスマートフォン | 不要 | Android™タブレット |
編集ツール | 端末にインストールされるアプリで設定可能 | Microsoft Excel | Microsoft Excel |
提供物 | ・アプリ(ロボホン用、タブレット用) | ・アプリ(ロボホン用) ・シナリオ作成ツール(パソコン用) |
・アプリ(ロボホン用、タブレット用) ・シナリオ作成ツール(パソコン用) |
※「ロボホン」「Robohon」および「RoBoHoN」ロゴはシャープ株式会社の登録商標です。