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筑波大学とAI感情分析による燃え尽き症候群の予測に関する共同研究契約を締結のお知らせ 2021/06/30

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2021/06/30
テックウインド株式会社

テックウインド株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:王夢周、以下 テックウインド)は、国立大学法人筑波大学(所在地:茨城県つくば市天王台1-1-1、学長:永田恭介、以下 筑波大学)と、2021年4月1日、「顔画像データからの燃え尽き症候群の検知・予測」に関する共同研究契約(以下「本研究」)を締結し、同年8月より、筑波大学働く人への心理支援開発研究センターとの共同で実証実験を開始いたします。

本研究の背景

「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」は精神心理学者のハーバート・フロイデンバーガーが提唱した概念で、「心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなること」をいいます。
燃え尽き症候群は、従来から長期にわたりストレスにさらされる、特に接客サービスなどの感情労働の現場において発症しやすいことが指摘されてきましたが、昨今のコロナ禍からの労働環境の急激な変化、テレワークによるコミュニケーション不足やオンオフの切替え困難などの新たなストレス要因によって、業種を問わず、多くの働く人にとって深刻な問題となりつつあります。
また、燃え尽き症候群は段階的に進行してゆくものである一方で、職場の管理者はもちろん従業員本人自身もその傾向に気づきにくいといわれ、燃え尽きの兆候にいかに早く気づき対処できるかが予防のカギとされているにもかかわらず、テレワーク環境が管理者と従業員が直接会う機会を減らし、燃え尽き症候群の兆候への気づきの機会を奪っていることも懸念されます。
テックウインドは、Microsoft社のAIサービスであるFace API による顔画像の表情分析の結果から燃え尽き発生の検出可能性について、2020年より産業・組織心理学の専門分野を持つ筑波大学の学術指導のもと、2万枚以上の顔画像を分析しました。この結果、AIの分析結果と独自のアルゴリズムによって、従来用いられている燃え尽き症候群の心理試験との結果に一定の相関関係が見られたため、次のステップとしてデータの有効性や機能性などの確認を行います。サンプルをこれまでの10倍に増やした実証検証を行い、早期の実用化に向けて共同研究を加速させて参ります。

研究の概要

本研究では、顔画像によるAzure AIでの表情分析データと、エビデンスとなる心理調査(アンケート)を一定期間連続的に採取・解析することで燃え尽き症候群の傾向を探索し、独自のアルゴリズムの精度を向上させて参ります。
本研究の実施にあたっては、筑波大学働く人への心理支援開発研究センターが実験デザインの構築および採取データの解析を行い、テックウインドは実験参加者の顔画像データの収集および、研究成果を活用したシステム/ソリューションの開発を担当します。

今後の目標

テックウインドは今後、本研究の成果を生かし、スマートフォンやIPカメラなどの簡易な機器で従業員の表情を定期的に撮影することで、心理学の専門知識を有さずとも容易に燃え尽き症候群の予兆をとらえ、雇用者や従業員本人へアラートを発信する「AIによる燃え尽き症候群予防ソリューション」※1の製品化に取り組みます。また燃え尽き症候群と離職には相当の因果関係が認められることから「離職の可能性を予測するソリューション」※1も同時に製品化に取り組みます。多くの企業・組織においてコロナ禍におけるテレワーク環境の副作用ともいえるメンタルヘルス不調の未然防止に活用いただけることはもちろん、特別な検査をすることなく定期的に顔を撮影することで燃え尽き症候群の可能性を検討できるという手法は、「テレワーク」や「アフターコロナ」においても組織の労働環境の改善や生産性向上に活用できると考えております。
テックウインドは本研究により企業の労働環境の改善を通じて社会貢献できるソリューションの提供を目指して参ります。

図:本研究のシステム概要図

テックウインド株式会社について

テックウインドは、海外メーカーの優れた新製品・新技術の国内におけるマーケティング活動や販売戦略・立案・実行など、大手メーカー代理店として20年以上の実績を持つマルチディストリビューターです。今後は、ソリューションプロバイダーとして多様化したお客様のニーズにお応えできる企業を目指します。

代表者 代表取締役社長 王 夢周
設立 1995年4月
所在地 東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル7F
ホームページ https://www.tekwind.co.jp/

筑波大学働く人への心理支援開発研究センターについて

2019(平成31)年4月1日付けで、働く人への心理支援開発研究センターは筑波大学での7つ目の開発研究センターとして設立されました。開発研究センターとは,外部資金を事業運営費として社会的要請の高い学問分野での共同研究開発を積極的に推進するために、2015年より創設された組織です。同センターは、働く人への心理支援に関する研究を推進し、その成果を社会に還元することを目的としています。

センター長 岡田 昌毅
所在地 東京都文京区大塚 3-29-1 筑波大学東京キャンパス文京校舎
ホームページ http://www.human.tsukuba.ac.jp/counseling/t-one-lab/

実験協力企業様の募集

本研究に際してより多くのデータを収集するため、実験に協力いただける企業様を募集しております。本研究にご興味をお持ちの企業様は、テックウインドまでお問合せをお願いいたします。

※お問い合わせいただいたすべての企業様に協力をお願いするものではございません。あらかじめご了承ください。

企業規模 従業員 20~100名程度
業種 問いません
実験の概略
  • 実験協力者の皆様に実験期間中の就業日、始業/就業時の顔画像を撮影し送信いただきます。
    ※スマートフォン、ノートPCなど、お手元のカメラ付き機器をご使用いただきます。
  • 実験期間の開始/中間/終了時に心理調査(アンケート)に回答いただきます。
謝礼 各協力者様に薄謝として1,000円分の図書カードを進呈いたします。
お問い合わせ先 : https://www.tekwind.co.jp/contact/form.php?init=9
募集期限 2021年7月16日

※1 予備実験の結果をもとに設計したシステムを特許出願しており(特願2021-083688)、本研究にて独自のアルゴリズムを精査してゆきます。

本リリースに関するお問い合わせ

テックウインド株式会社 営業本部 マーケティンググループ
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル7F
取材、プレス関係お問い合せ

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