公開日:2016.06.28 更新日:2022.06.24 閲覧数 26,742 (月間45)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

最近よく耳にするクラウドという言葉。
サーバーのクラウド化をする企業も増えているようですが、一体どういうことなのでしょうか。

サーバーのクラウド化とは

従来、企業でコンピューターを使用する場合、ハードウェアやソフトウェア、データなどは社内で管理するのが当たり前でした。しかし、サーバーを自社で抱え管理するのは、非常に大変です。
また、管理担当者の負担も相当なものです。

そうした中、誕生したのがクラウドサービスです。
サーバーをクラウド化するとは、今まで自社で管理してきたシステムを外部のクラウドサービス企業に任せることです。
利用状況に応じて料金を支払うようになります。

クラウド化のメリット

自社でサーバーを抱え、システムを管理するには、クラウドサーバーを購入する必要があります。
システムに必要な最低限のサーバースペックを見積もったり、システムの規模によりサーバーを買い換えたりしなければなりません。
また、サーバーを購入してから実際に使用出来るようになるまでの期間も必要です。

しかし、クラウドサービスなら購入ではなく、契約をして利用するという形になります。
ですので、サーバーを購入する必要がありません。
また初期費用もかからず、契約するとすぐにサービスを始められます。

サーバーのスペックを拡大したり縮小したり自由に変更出来るところも魅力です。
必要なときに必要なだけ利用出来る仕組みです。
年に何度かだけ大きな社内システムを使うという場合は、そのときだけ利用することも可能です。

サーバーをクラウド化することで、自社システムを管理してきた管理担当者の負担はかなり軽減出来るでしょう。
また、災害が起こったときなど、自社で管理するよりリスクが低くなるところも魅力です。

クラウド化のデメリット

クラウドサービスは、データがクラウドサービス事業者側のサーバーに保管されています。
インターネットを介してデータのやり取りが行われています。

ということは、やはり個人情報を含む顧客情報や経営情報などの機密情報・重要情報が流出するリスクが全くないとは言い切れません。
何でもクラウド上に預けるのではなく、預けても良いものかどうかをきちんと判断して利用する必要がありそうです。

また、クラウドサービスを利用する際には、十分なセキュリティ対策が施された事業者を選ぶことが大切です。
それでも情報漏えいのリスクが絶対にないとは言えないので、十分理解して利用するべきでしょう。

とは言っても、クラウドサーバー業界に参入する企業が増えたおかげで、サービスは格段に上がってきています。
セキュリティ面と安定性が非常に向上してきています。
そのような中、クラウドサービスを利用する企業も増えて来ています。

便利で安心なクラウドサービスですが、機密情報、重要情報などの管理は自社でしっかりと行うべきです。
クラウドサービスの仕組みをよく踏まえた上で、利用することをお勧めします。

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