

無線LANと有線LANを併用接続することによって、よりネットワーク環境を効率的にすることができます。そこで今回は、無線LANと有線LANの併用接続の方法や、その安全性についてご紹介いたします。
無線LANと有線LANを併用接続する方法
無線LANと有線LANを比べると、通信速度が速いのは有線LANの方です。したがって、通信速度を保ちたいものを有線LANと接続し、速度を気にせず自由に使いたいものを無線LANでネットワークにつなぐことがポイントです。
例えば、デスクトップ型のパソコンとノート型のパソコンを所有している場合、2つの利点を勘案すると、デスクトップ型のパソコンを有線LANで、ノート型のパソコンは無線でつなぐのがおすすめです。
無線LANと有線LANには、それぞれ親機であるルーターがあります。まず、モデムと有線LANのルーターを接続します。無線LANのルーターは、親機としての機能ではなくアクセスポイントとしての機能を使いたいので、無線LANのルーターをアクセスポイントに設定して有線LANのルーターとつなぎます。そして、有線LANのルーターとデスクトップ型パソコンを有線でつなぎます。
無線ルーターはアクセスポイントになっているので、そこに接続できるようにノート型パソコンを設定すれば併用接続の完了です。
併用接続の安全性
無線LANと有線LANを併用接続すると、心配になるのはその安全性です。なぜかというと、無線LANは有線LANと違い、セキュリティが甘いと誰でもアクセスできるようになってしまいます。
さらに、無線LANにアクセスできてしまうと、併用接続で有線LANをつなげている端末にもアクセスすることができるようになってしまうので、無線LANのセキュリティをどれくらい高めるかがポイントとなります。
安全性を保つためには
無線LANの安全性を保つためには、セキュリティを高める必要があります。したがって、無線LANをアクセスポイントとして設定する際に、セキュリティに関する設定も同時に行わなければなりません。
そのときに注意しなければならないのは、SSIDの暗号化のパスフレーズがきちんと設定されているかどうかです。パスフレーズが設定されていなければ、誰でもアクセスできる状態になってしまいますし、分かりやすい暗号だとパスが解除されてアクセスされてしまいます。
また、暗号化方式にWEPが採用されているとパスを解除されてしまうことが多いので、必ずパスフレーズを設定するようにしましょう。
無線LANは無線であるがゆえに、誰でもアクセスすることができる可能性を持っています。無線LANのセキュリティを高めることができれば、効率よくネットワークを利用することができるので、アクセスポイント設定にする際は必ずセキュリティの設定を同時に行いましょう。
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