サーバーの基本

2016/04/15
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サーバーとは

「サーバー」とは、ネットワークを介して他の端末にファイルやデータなどを提供するIT機器のことです。

サーバーがあれば、ファイルを社員同士で共有したり、販売管理や生産管理、人事、会計、給与などの基幹業務データを一カ所に保存して管理できるため、業務の効率化が図れます。そのほか、ユーザー管理やデバイス管理などの管理業務についても、サーバーを使って工数を削減することが可能です。

大規模企業では当たり前のようにサーバーが導入され、利用されていますが、SOHO/中小企業でサーバーを導入している企業は、まだまだ数が少ないようです。その理由としては、IT機器の運用・管理のための専任者を配置できないことや、知識のある社員による属人的な管理になること、ITの知識が十分ではなく使いこなせないこと、などがあります。

確かに、以前のサーバーは、設定するのにもキーボードに命令を打ち込まなければならず、誰もができるというものではありませんでした。しかし最近はSOHO/中小企業をターゲットに、誰でも容易に操作できるサーバーが数多く提供されるようになりました。こういったサーバーを導入することによって、SOHO/中小企業でもサーバーを使って生産性や業務効率をあげられる環境が整ってきました。

サーバーとパソコンの違い

これらはどちらも、CPU、メモリ、HDDなどから構成されているという点では、ほとんど同じです。パソコンにサーバー用のOSをインストールすることもできるので、パソコンをサーバーとして利用することも可能です。

しかし、サーバーはその役割上、長期間安定して稼働することが前提となっているため、途中でトラブルが発生し、使えなくなるようなことがあってはいけません。パソコンは、長時間連続して運用するということは想定されていないことから、ごく当たり前のパーツを使って普通に設計されています。そのため、使っている間にトラブルが起きることもたびたびあります。

サーバーではそういうことがあってはいけないため、特別なパーツを使用し、トラブルが発生しにくい設計になっています。このように、サーバーとパソコンでは用途が違うため、パーツや設計が大きく異なっているのです。

サーバーは、たとえば銀行の業務システムのように「止めることができない」システムに使われることもあります。こういった場合は、CPUやメモリ、HDDはもちろん、電源も多重化して万が一に備えます。また、これらのパーツに障害が生じた際、瞬時にスタンバイ側のパーツに切り替えるという無停止型サーバーも用意します。これだけ準備をしておけば、いざというときもシステムを動かしたまま、障害を起こしているハードウェアを交換することができます。

NASと汎用サーバーの違い

「NAS」とは、ネットワークを介してファイルを共有するために作られた専用サーバーのことです。多くの企業に、業務効率化を進める目的で導入されています。 しかし、わざわざNASを導入しなくても、汎用サーバーにファイルを共有するアプリケーションをインストールすれば、NAS同様のファイルサーバーとして利用することができるようになります。

それ以外にも、会計システムや営業支援システム、アンチウイルスの管理システムなどの専用アプリケーションをインストールすれば、そういった用途にも使えるようになります。

NASには専用機としてのメリットもありますが、もしそれ以外にも使いたいという要望があれば、アプリケーションを変えるだけで柔軟に対応できるサーバーを使ったほうがよいかもしれません。

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