Windows Server 2019 の仮想化環境とライセンス③
公開日:2020.02.04 更新日:2022.06.24 閲覧数 12,199 (月間163)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

異なるバージョンの OS をご利用いただくこともできます

Windows Server 2019で構築した仮想化環境には、以前のバージョンの Windows Server を展開することもできます。Windows Server 2019 には以前のバージョンへダウングレードして使用できる権利があります。

必要となる CAL のバージョンは仮想インスタンスの OS のバージョンと同じです

仮想インスタンスにアクセスするデバイスまたはユーザーは、仮想インスタンスで実行されている Windows Server のバージョンに合わせた CAL が必要です。たと えば、Hyper-V 上で Windows Server 2012 R2 の仮想インスタンスだけを実行している場合には、Windows Server 2012 CAL を持つデバイスまたはユーザー がアクセスできます。 ただし、物理サーバーで Hyper-V 以外のワークロードを使用している場合、あるいは仮想インスタンスで Windows Server 2019 を実行している場合には、アクセ スするデバイスまたはユーザーごとに Windows Server 2019 CAL が必要です。

仮想インスタンスを他の物理サーバーに移動する際の注意点

Windows Server の仮想インスタンスは、適切なサーバー ライセンスが割り当てられた物理サーバー間で移動することができます。なお、移動先の物理サーバー において、既にライセンスで許可された仮想インスタンスの最大数を実行済みの場合、サーバー ライセンスを追加購入、あるいは仮想インスタンスをシャットダウンし て実行数を減らす必要があります。 Windows Server 2019 Datacenter では、無制限に仮想インスタンスを利用できるため、クラスタリングや Live Migration、Hyper-V レプリカで仮想インスタン スを移動する場合などでも、仮想インスタンスの実行数と保有するライセンス数を心配する必要がありません。

※ 仮想インスタンスを他の物理サーバーに移動した場合、再度アクティベーションが必要になる場合があります。

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