Windows Server 2019 のライセンスの基礎知識⑦
公開日:2020.02.04 更新日:2022.06.24 閲覧数 80,878 (月間361)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

機能専用の CAL と外部ユーザー向けライセンス

Windows Server 2019 のリモート デスクトップ サービス (RDS) や Rights Management サービス (RMS) など、特定の機能を実行するサーバーにアクセスする には、Windows Server 2019 CAL に加えて専用の CAL が必要となる場合があります。また、多数の外部ユーザーが社内のサーバーにアクセスするような場合 には、エクスターナル コネクタ ライセンス (EC) をご利用いただくことで、外部ユーザー用の CAL を個別に購入する必要が無くなる場合もあります。

リモート デスクトップ サービスに必要なライセンス

Windows Server 2019 のリモート デスクトップ サービスを実行するサーバーにアクセスするには、ユーザーまたはデバイスごとに Windows Server 2019 CAL と Windows Server 2019 リモート デスクトップ サービス CAL (RDS CAL) が必要です。 Windows Server 2019 CAL と同様に、RDS CAL でも「RDS デバイス CAL」と「RDS ユーザー CAL」の 2 種類の CAL を提供します。RDS デバイス CAL と RDS ユーザー CAL は、組み合わせて同時に使用することもできます。さらに、Windows Server 2019 RDS CAL には、App-V for RDS CAL が統合されており、 RDS CAL を保有するユーザーやデバイスは、App-V for RDS CAL を別途購入することなく、App-V for RDS で配信されるアプリケーションを利用することが可 能です。

Rights Management サービスに必要なライセンス

Windows Server 2019 の Rights Management サービスを実行するサーバーにアクセスするには、ユーザーまたはデバイスごとに Windows Server 2019 CAL と Windows Server 2019 Rights Management サービス CAL (RMS CAL) を取得する必要があります。Windows Server 2019 CAL と同様に、RMS CAL でも「RMS デバイス CAL」と「RMS ユーザー CAL」の 2 種類の CAL を提供します。RMS デバイス CAL と RMS ユーザー CAL は、組み合わせて同時 に使用することもできます。

エクスターナル コネクタ ライセンス

多数の外部ユーザーが、外部から社内のサーバーにアクセスするような場合には、エクスターナル コネクタ ライセンス (EC) がお得です。EC を購入することによって、 外部からアクセスするユーザーは、特定の物理サーバー上のすべてのインスタンス (仮想化環境を含む) にアクセスすることができます。 ビジネス パートナーや顧客などの外部ユーザーに対して、社内の Windows Server 2019 へのアクセスを許可し、さらに、これらの外部ユーザー用の CAL を個別 に購入したくない場合には、外部ユーザーがアクセスする物理サーバーごとに Windows Server 2019 エクスターナル コネクタ ライセンスを購入することができま す。外部ユーザーがアクセスするサーバーのインスタンスに、お客様組織の従業員もアクセスする場合には、CAL とエクスターナル コネクタ ライセンスを同時に適 用することができます。 仮想化環境を利用する場合には、物理サーバーごとに Windows Server 2019 エクスターナル コネクタ ライセンスが必要となります。外部ユーザーは、エクスター ナル コネクタ ライセンスが割り当てられた物理サーバー上で実行しているすべての仮想インスタンスにアクセスできます。

エクスターナル コネクタ ライセンスは、外部ユーザーだけに利用が制限されます。外部ユーザーとは、Windows Server 2019 のサーバー ライセンスを所有する組 織 (およびその関連会社) の「取引先」や「顧客」などを指します。サーバー ライセンスを所有する組織 (およびその関連会社) の「従業員」や「オンサイトの契 約業者や代理店」などのユーザーは「外部ユーザー」に含まれませんのでご注意ください。

エクスターナル コネクタ ライセンスは、外部ユーザーだけに利用が制限されます。外部ユーザーとは、Windows Server 2019 のサーバー ライセンスを所有する組 織 (およびその関連会社) の「取引先」や「顧客」などを指します。サーバー ライセンスを所有する組織 (およびその関連会社) の「従業員」や「オンサイトの契 約業者や代理店」などのユーザーは「外部ユーザー」に含まれませんのでご注意ください。

●エクスターナル コネクタ ライセンスの対象

エクスターナル コネクタ ライセンスは、外部ユーザーだけに利用が制限されます。外部ユーザーとは、Windows Server 2019 のサーバー ライセンスを所有する組 織 (およびその関連会社) の「取引先」や「顧客」などを指します。サーバー ライセンスを所有する組織 (およびその関連会社) の「従業員」や「オンサイトの契 約業者や代理店」などのユーザーは「外部ユーザー」に含まれませんのでご注意ください。

●リモート デスクトップ サービス エクスターナル コネクタ ライセンス

ビジネス パートナーや顧客などの外部ユーザーに対して、社内の Windows Server 2019 リモート デスクトップ サービス サーバーへのアクセスを許可し、さらにこれ らの外部ユーザー用のリモート デスクトップ サービス CAL を個別に購入したくない場合には、外部ユーザーがアクセスする物理サーバーごとにリモート デスクトップ サービス エクスターナル コネクタ ライセンス (RDS エクスターナル コネクタ ライセンス) を購入することができます。 このエクスターナル コネクタ ライセンスを適用する場合には、Windows Server 2019 エクスターナル コネクタ ライセンスなどのベースとなるライセンスが必要です。 また、RDS エクスターナル コネクタ ライセンスに、App-V for RDS EC が統合されたことで、別途 App-V for RDS EC を購入することなく、外部ユーザーは App-V for RDS で配信されるアプリケーションを利用することができます。

●Rights Management サービス エクスターナル コネクタ ライセンス

Rights Management サービスで保護されたコンテンツやドキュメントなどのデータを作成し、そのデータをビジネス パートナーや顧客などの外部ユーザーが確認でき るようにする場合には、RMS CAL の代わりに RMS エクスターナル コネクタ ライセンスを購入することができます。このエクスターナル コネクタ ライセンスを適用す る場合には、Windows Server 2019 エクスターナル コネクタ ライセンスなどのベースとなるライセンスが必要です。

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