公開日:2016.03.17 更新日:2022.06.24 閲覧数 17,847 (月間36)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

サーバー管理と聞くと「どうやればいいか分からない」「難しそう」と思うのではないでしょうか?実際に管理をする上では、知識やスキルなどが必要となってくることが多いです。では、サーバー管理初心者にも扱いやすいサーバーはあるのでしょうか。

サーバーとは何?

サーバーとは、ネットワーク上で繋がっているコンピュータ(クライアント)の要求(リクエスト)に応じて、自身の持っているファイルやデータ、サービスなどを他のコンピュータに提供するコンピュータ、またはそのような機能を持ったソフトウェアのことを指します。

例えばプリンターの印刷処理やウェブページを閲覧するためのHTMLファイルなどの提供なども 全てコンピュータの要求(リクエスト)に応じてサーバーが行っています。

サーバーの種類

サーバーと一口に言っても様々な用途・種類がありますが、社内業務を行う上で最も必要となってくるものは以下になります。

・メールの送受信を行うメールサーバー ・自社Webサイトの管理やWebアプリケーション処理を行うウェブサーバー ・ファイルの保管・共有ができるファイルサーバー ・ファイルの転送やサーバー上のファイル取り込みができるFTPサーバー ・顧客情報など、社内データを管理するデータベース(DB)サーバー ・社内のパソコンを一元に管理するActiveDirectoryサーバー

サーバーの構築・管理方法

サーバーの管理方法として、オンプレミスサーバーとレンタルサーバー(ホスティングサーバー)に大きく分けることができます。

オンプレミスサーバーとは、企業内にサーバー設備を導入、設置して運用するサーバーのことです。オンプレミスサーバーの場合、サーバー設備の用意から構築まで自分たちで行わなければならず、知識やスキルなどが必要となってきます。

レンタルサーバー(ホスティングサーバー)は、共用サーバー、専用サーバー、VPS、クラウドサーバーに分けられます。共用サーバーは、1つのサーバーを複数のユーザーが使用する方式のサーバーです。1台のサーバーの中に複数の領域を置き、それぞれの領域のドメインを設定してユーザーはその領域を使用します。サーバーの運用や管理が必要ないことが多いです。

専用サーバーは、ユーザーの1人1人にサーバー機を1台ずつ貸し出してくれる方式です。自由度が高く、様々な機能を設定することが可能です。ただ、自由度が高い分運用や管理は自分で行わなければならず、それらに関する知識やスキルが必要となります。

VPSとクラウドサーバーは共に仮想サーバーが割り当てられ、それを専有して使用できる方式のため、共有サーバーのように他のユーザーからの影響は受けません。ただし、どちらも扱うためには専有サーバーと同じく、サーバーの構築やメンテナンスの知識やスキルが必要となります。

初心者にも扱いやすいサーバーとは

初心者にも扱いやすいサーバーは共有サーバーです。共有サーバーには、専用のツールが用意されていることが多く、構築や設定がしやすいです。また、初期費用も安価です。

ただ、他のユーザーとサーバーを共有している状態にあるといえるので、あるドメインで-転送量などが増えた場合、サーバーを利用している他のドメインが接続しづらくなることがあります。

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