公開日:2016.07.22 更新日:2022.06.24 閲覧数 60,749 (月間175)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

企業が提供するサーバーでは、セキュリティー対策や情報漏洩対策を行っています。
しかし、ポート開放を行うと必要なもの以外も侵入する危険性があるため、メリットがあっても行った場合には、危険性を伴うデメリットもあります。

サーバーのポート開放とは

サーバーのポート開放をすると、コンピューターの特定のTCPやIPポートに接続することが外部からできるようになります。
その結果ネットワークに関してプライベートIPアドレスで運用されることになり、この状態のままではインターネットから直接接続できない環境にあるサーバーになります。
そこでポート開放を行うことで接続できる環境を構築します。

サーバーのポート開放を行う必要性

サーバーのポート開放を行う必要性についてですが、これを行うときは主にネットワーク対戦のゲームで必要な作業となります。
オンラインゲームでは同時に複数のプレイヤーが通信できますが、運営しているオンラインゲームの会社で利用しているサーバーがポート開放しているため、複数のプレイヤーがアクセスできることになっています。
そのためポート開放を行う必要性は、複数の人は同時に接続することができる環境を構築させるために必要な作業となります。
しかし、ポート開放を行うことは、外部より侵入される危険性の問題が発生します。

サーバーのポート開放による危険性と対策

サーバーのポート開放による危険性で最初に考えられるのが、セキュリティーによる保護の機能が低下することになります。
そのため利用するアプリケーションの脆弱性がある場合には、セキュリティーの問題が発生するため、アプリケーションのバージョンを最新にしておくことをおすすめします。

サーバーのポート開放による危険性の対策を考えるならば、まずはネットワークについての知識の勉強を行うことが必要です。
ポート開放を行う事によりセキュリティーの低下が心配されるためセキュリティソフトを常駐するだけでなくアクセスを許可するポート番号の設定を行っておきます。
この設定を行うことで決められたポート番号だけが開放されることになります。
アプリなどのアップデートも頻繁に行うことで脆弱性による侵入等を防ぐ必要があります。

サーバーのポート開放による危険性を考えるとこれに対する対策を必ずしておかないと、安全なサーバー運営を行うことが出来なくなります。

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