Windows Server 2019 の仮想化環境とライセンス①
公開日:2020.02.04 更新日:2022.06.24 閲覧数 33,084 (月間198)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

Windows Server 2019 は仮想化テクノロジである Hyper-V を標準搭載。32 ビットおよび 64 ビットの Windows Server、Windows クライアント、Linux など、 さまざまな OS を仮想化環境上で同時に実行することが可能です。ここでは、仮想化環境とライセンスについてご説明します。

Windows Server 2019 なら 仮想インスタンスのライセンスを別途購入する必要がありません

Windows Server 2019 のライセンスには、仮想インスタンスまたは Hyper-V コンテナーの実行権が含まれています。Windows Server 2019 Hyper-V はもち ろん、VMware や Xen などのサード パーティ製の仮想テクノロジを使用する場合でも、Windows Server の仮想インスタンスまたは Hyper-V コンテナーをライセ ンスで許可された上限まで実行することができます。 なお、別途 Windows Server の仮想インスタンスまたは Hyper-V コンテナーにアクセスするデバイスまたはユーザーごとに、適切なバージョンの Windows Server CAL (クライアント アクセス ライセンス) が必要です。

※ 購入エディションにより、実行可能な仮想インスタンス数が異なります。
※ 物理サーバーに搭載されているプロセッサ コア数に基づいてライセンスを取得
※ 物理プロセッサごとにコア ライセンスは最低 8 ライセンス必要。
※ サーバーごとにコア ライセンスは最低 16 ライセンス必要。

●インスタンスとは

インスタンスとは、ソフトウェアのセットアップまたはインストール手順を実行すること、または既存のインスタンスを複製することにより 作成されるソフトウェアのイメージをいいます。

ネストされた Hyper-V のライセンス

Windows Server 2019 Datacenter および Standard では、仮想マ シン内で Hyper-V の役割を実行する、ネストされた仮想マシンをサポート します。Datacenter の場合、無制限の仮想化の権利が提供されるた め、ネストされた仮想マシンにも容易に対応できます。一方、最大 2 台 の仮想マシンをサポートする Standard の場合、仮想マシン内で仮想マ シンが実行されると、ライセンス上 2 台の仮想マシンとしてカウントされま すのでご注意ください。

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