Windows Server 2019 のライセンスの基礎知識②
公開日:2020.02.04 更新日:2022.06.24 閲覧数 40,738 (月間223)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

Windows Server 2019 のライセンス モデル

Windows Server 2019 Datacenter/Standard のサーバー ライセンスは物理コア単位で購入します。

ポイント

  • すべての物理コア分のライセンスが必要です。
  • 物理プロセッサごとに最低 8 個のコア ライセンスが必要です。
  • 物理サーバーごとに最低 16 個のコア ライセンスが必要です。

サーバーライセンスは、Windows Server 2019 のインスタンスを実行する特定のサーバーに割り当てる必要があります。インスタンスは、セットアップやインストールの手順を実行することで作成されます。同じサーバー ライセンスを別のサーバーに再割り当てすることもできますが、最後の割り当てから 90 日以内はできません (恒久的なハードウェアの故障を除く)。
* 既存のインスタンスを複製した場合も別個なインスタンスを作成したものとみなされます。また、ブレード サーバーの各ブレード、ハードウェア パーティションも別個の物理サーバーとみなされます。

コア ライセンス数の数え方

①4コアのプロセッサが1基の場合

必要なライセンス数:16コアライセンス

  • 1 プロセッサあたり最低8コア ライセンスが必要
  • 1 サーバーあたり最低16コア ライセンスが必要
②12コアのプロセッサが2基の場合

必要なライセンス数:24コアライセンス

  • 1プロセッサあたり最低12コア ライセンスが必要
  • 12コア×2プロセッサで24コア ライセンスが必要

利用可能な仮想インスタンス数について

■ Windows Server 2019 Datacenter

    無制限の仮想 OSE または Hyper-V コンテナーを使用可能

■ Windows Server 2019 Standard

    2つのOSE または Hyper-V コンテナーを使用可能

  • すべての物理コアのライセンスを購入している場合、2 つの OSE または Hyper-V コンテナーを使用可能
  • 仮想マシン内で仮想マシンが実行される場合、ライセンス上は 2 つの仮想マシンとしてカウント
Standard エディションの仮想インスタンスを追加するには

2つの仮想 OSE またはHyper-Vコンテナーの権利を割り当てたサーバーのコア ライセンス数を 1 単位として、必要な仮想 OSE/Hyper-V コンテナーの数を満たすよう追加します。

例えば、12 コアのプロセッサー2 基のサーバーで Standard のライセンスを購入する場合

仮想 OSE/Hyper-V コンテナーの使用可能数

  • 24 コア ライセンス購入: 2 つまで
  • 48 コア ライセンス購入: 4 つまで
  • 72 コア ライセンス購入: 6 つまで

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