USB BIOS FlashbackによるBIOSの更新手順
BIOSファイルをUSB BIOS Flashbackを用い、書き込みを行います。
まず、USB BIOS FlashbackでBIOSファイルを読み込ませるため、お手元にあるUSBメモリにBIOSファイル(拡張子CAP、もしくはROM)をコピーします。
BIOSファイルは、フォルダを作らずUSBメモリのルートディレクトリに直接コピーします。
その後、BIOSのファイル名を各製品で決められているUSB BIOS Flashback更新用のファイル名にリネームします。(ファイル名については、各製品付属のマニュアルでご確認下さい。また、各製品付属のサポートディスクのルートディレクトリにある拡張子がCAPかROMのファイル名でもご確認頂けます。)
例)P8Z77-V PROの場合 / P8Z77-V-PRO-ASUS-1406.CAP → Z77VP.CAP
X79シリーズ製品の場合、BIOSのリビジョンによりBIOSファイルの拡張子が異なります。(.romまたは.cap)メーカーサイトよりダウンロードしたBIOSファイルをリネームする場合、拡張子はダウンロードした状態のまま変更しないようご注意下さい。
関連FAQ / [X79] 2002以降へのBIOS更新について
http://www.tekwind.co.jp/faq/entry_88.php
BIOSファイルを書き込んだUSBメモリをマザーボードのUSB BIOS Flashback用のUSBポートへ挿入し、マザーボードに用意されているUSB BIOS Flashbackボタンを長押しします。(USB BIOS Flashback用USBポートとUSB BIOS Flashbackボタンについては、各製品マニュアルをご確認ください。)
USB BIOS Flashbackボタン(または基板上のLED)が点滅を始め、1~2分でBIOS更新は終了します。このとき、USB BIOS Flashbackボタンは消灯します。
以上でUSB BIOS Flashbackを利用したBIOSの書き込みは完了です。
ご注意:
書き込み作業中はパソコンの電源を落としたり、リセットをすることはBIOSの破損に繋がりますので、絶対に行わないようにして下さい。
再起動後、正常に書き込みが完了したにもかかわらず起動しなくなってしまった場合は10章の内容に従って作業を進めて下さい。
BIOSの情報は初期化されます。RAIDの設定など、BIOS上で特別な設定を行っていただいている場合には初期状態に戻っていますので再度BIOSの設定を行っていただく必要があります。忘れずに行って下さい。