BIOSの設定でFull Screen Logoを無効にする手順
起動時には主にマザーボードの型番などを含むロゴ画面が表示されます。ロゴ画面はPOST画面を隠してしまうため、そのままではPOST画面に表示されるBIOSのバージョンやメモリの認識容量を確認することが出来ません。
ロゴ画面を表示させるFull Screen LOGO機能はBIOSの設定で無効にすることが出来ますので、必要に応じて設定を無効に切り替え、POST画面を表示させることが出来ます。
以下のような手順になりますのでお試し下さい。(P5Kの画面を使いご説明します)
LOGO画面でDeleteキーを押して、BIOSのセットアップ画面に入りましょう。
ロゴ画面はこのような画面で起動時の最初に表示されます。
デザインはマザーボードによって異なりますが、機種名が大きく表記されている場合が一般的です。
LOGO画面でDeleteキーを押すとこのようなBIOSのセットアップ画面に入ります。
矢印キーの左右でカテゴリを変更することが出来ます。
ここでは右矢印キーを3回押し、Bootの項目を選択します。
Bootのカテゴリの画面が表示されました。Bootは接続する機器の起動順位を変更する機能も含みますので、接続しているハードディスクや光学ドライブの数によってはこの画面と若干表示が異なる場合もあります。
この画面に"Boot Setting Configuration"という項目が表示されていますので
矢印キーで選択し、Enterキーを押します。
Enterキーを押すとBoot Settings Configurationの項目に入ることが出来ます。
Full Screen Logoという項目がありますので、矢印キーでカーソルを合わせます。
Full Screen Logoの項目でEnterを押すとOptionsというダイアログボックスが表示され、EnabledにするかDisabledにするか確認を求められます。
Full Screen Logoの機能を無効にしたいので、ここではDisabledにカーソルを合わせEnterキーを押します。
Disabledに設定することが出来ました。早速この設定を保存しましょう。
F10キーを押して設定の保存と再起動を行います。
F10キーを押すと"Save configuration changes and exit now?"と聞かれますので、
そのままEnterキーを押します。これで再起動後には先ほどの設定が反映されます。
起動時、ロゴ画面が表示されるタイミングでPOST画面が表示されました。
なお、このPOST画面はデバイスのチェックが終了すると、すぐに次の画面に進んでしまいます。早すぎて内容の確認が出来ない、という場合にはPOST画面でPauseキーを押しましょう。一旦POSTが停止し、ゆっくり画面を見ることが出来ます。
Pauseキーを使ったPOST画面の一時停止はESCキーを押すことで解除することが出来ます。