無線LANルーターのWPS機能について
公開日:2016.05.24 更新日:2022.06.24 閲覧数 57,617 (月間429)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

無線LANルーターに付いている「WPS機能」は、無線の自動設定が簡単に行える機能です。
なおWPSとは、「Wi-Fi Protected Setup」の略で、Wi-Fiのセキュリティ設定を意味しています。
WPS機能には「プッシュボタン方式」と「PINコード方式」の2通りの設定があります。

プッシュボタン方式で無線設定

WPS機能のプッシュボタン方式は、ボタンを押すだけで設定できます。
プッシュボタン方式だとわかりにくいため、「らくらくスタートボタン」のような名称で呼ばれています。
これまでの無線LANルーターの設定では、「暗号キー」を手動で入力していました。
プッシュボタン方式の場合、パソコンに特別なソフトをインストールする必要もありません。

PINコード方式で無線設定

PINコードというのは、WPS機能を利用する場合の臨時の暗証番号のようなものです。
無線LANルーターは電波を拾われやすい状態になっていますから、セキュリティを考えて暗証番号が設定されています。
暗証番号を覚えるのが面倒という人のために、PINコードのような簡単なものが生み出されました。
PINコードの設定方法は、ご利用になる無線LANルーターによって異なりますが、けして難しいものではありません。

WPS機能の脆弱性

ボタンを押すだけで、またはPINコードを入力するだけで簡単に自動設定ができる「WPS機能」。
このWPS機能に脆弱性が見つかったことが話題になっています。
PIN認証に失敗した場合に、セキュリティが破られる恐れがあるということです。
PINコードの入力に失敗した際に届くエラー表示から、PINコードを読み取られる恐れがあるといわれています。
入力の際には、間違えることのないよう充分に注意しましょう。

PINコード方式も、手順を覚えてしまえば簡単に入力できます。
しかし、どちらかといえばより簡単なのは「プッシュボタン方式」の方でしょう。
設定が面倒くさいという方は、無線LANルーターの「プッシュボタン方式」をお試しください。

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