初期設定は極めて簡便で、セットアップポータルサイト(www.start.qnap.com/jp/)にアクセスしてセットアップガイドに従って操作するだけ。わずか10分で完了します。独自の革新的NASオペレーティングシステムQTS4.1はGUIベースの直観的な操作を実現しており、サーバやネットワークに関する予備知識の無いユーザーもWebブラウザを経由してゼロラーニングでNASを管理・運用することができます。例えば共有フォルダの作成やアクセス権限の設定、デジタルコンテンツのストリーム設定、NASから外部デバイスへのバックアップ設定など複雑な操作も、パソコンのデスクトップ操作を行うような感覚で手軽に行うことができます。
またIoT(*)時代に対応する機能として、パーソナルクラウドストレージを簡単に構築できるmyQNAPcloudサービスを備えています。設定ウィザードに従って設定するだけで、所有するQNAP TurboNASにユニークな名前を割り当ててリモートネットワークからアクセスすることが可能になります。パブリッククラウドサービスのように容量の制限も無いため、大容量データの運用にも適しています。公開サービスの指定やポリシーベースのブロッキング、SSL証明書のサポートなど、セキュリティ面も万全です。 複数のデバイスを活用するユーザーのためのツールとして、デバイス間でデータの同期を可能にするQsyncも提供されています。Windows/Macのプラットフォームを問わず、指定したフォルダに保存されたデータを同期することが可能なため、上述のmyQNAPcloudによるリモートアクセス機能と併用することで、外出や旅行の機会が多いユーザーはどこにいてもNAS上のファイルを最新の状態に保つことができます。
さらにNASの標準機能では満足できないユーザーのために、100以上のオンデマンドアプリを導入できるApp Centerも提供されています。たとえばTurbo NASの提供するプライベートクラウド上にデジタルノートを作成することができるNotes Stationアプリは、スナップショットによるバージョン管理、pdfファイルのインポート/エクスポート、暗号化など豊富な機能をサポートしており、アイディアを書きとめるデジタルメモ帳として、コミュニケーションや共同作業のためのツールとしてNASを活用することが可能になります。
TS-x12Pシリーズは、これだけの豊富な機能を備えながらも、より幅広いホームユーザーにTurbo NASの利便性をお届けしたいという思いからバリューレンジの価格帯で発売されます。設立後10年以上、日本国内でも6年以上に亘り高品質なNASを供給し続けてきた実績を持つQNAP社のTurbo NASがお手軽な費用で導入できるチャンスです。テックウインドは、継続的なイノベーションによりユーザーエクスペリエンスの最適化に取り組むQNAP社の最新NAS製品を、これからも日本のユーザーにお届けしていきます。
* IoT=Internet of Things(モノのインターネット) 従来からのインターネットに接続されていたパソコン・プリンタなど情報通信機器以外にもデジタル化された多様な機器をインターネットに接続して相互通信を行い、自動計測や遠隔操作に役立てること。
製品の特長
- 1ベイ・2ベイタイプのエントリーモデルとして実勢価格¥10,000台の低廉な価格設定
- 独自OS “QTS 4.1”によりGUIベースでの簡単な管理運用が可能
- CPUにMarvell ARM 1.6GHz採用、メモリ512MB搭載でホームユースでのデータ共有、マルチメディアファイルの一元管理に必要十分なハードウェア性能
- https://start.qnap.com/jp/ による簡単セットアップ
- リモートアクセス支援機能により、パーソナルクラウドストレージとしても最適
- 対応OS : Microsoft Windows 7/8 Server 2003/2008 , Mac OS X , Linux/Unix
- NAS用HDD “WD Red” と互換性検証済
予備知識不要の直感的操作
TS-112Pは、最新のQTS 4.1 Turbo NASオペレーティングシステムを特長としています。 デスクトップGUI上でのマルチウィンドウ・マルチタスク設計機能により、操作効率が向上します。
インテリジェントなデスクトップには、メインメニュー、グラフィックダッシュボード、ドラッグアンドドロップアイコン、マルチデスクトップ、カスタマイズ可能な壁紙、スマートなツールバーなど、数多くの革新的な機能が用意されています。 サーバやネットワークの詳細な予備知識が無くても運用を開始できます。
制約なしのパーソナルクラウド myQNAPcloudサービス
myQNAPcloudとは、リモートでTurbo NASに接続するためにQNAPが無償で提供しているクラウドサービスです。このサービスを通して独自のURLを設定すれば、Turbo NASに接続することができます。設定が容易なmyQNAPcloudウィザードに従うことで、myQNAPcloud URL向けに自動的にUPnP互換ルータを設定します。
myQNAPcloudを使えば、お使いのスマートフォンまたは任意のブラウザですべてのファイルをリモートからストリームミング、共有、表示、ダウンロードできます。パブリッククラウドのような月額利用料は発生しません。
myQNAPcloudサービスにより、どこからでもTS-112Pへのリモートアクセスが可能になります。 移動中やカフェの中でも、TS-112Pに簡単にアクセスして、インターネットを介して即時にマルチメディアコンテンツの共有およびシステム状態のチェックを行えます。
アプリのオンデマンドインストールでNASに機能を追加する
QNAP App Centerでは、バックアップ / 同期、ビジネス、コンテンツ管理、通信、ダウンロード、エンターテイメントなどのツールを含む、QNAPとサードパーティの開発者が開発した広範囲のアプリを提供しています。 App Centerは、集中してオンデマンドでアプリのインストール、管理、アップデートを行う場所です。
さらに、QNAPの開発プラットフォームはオープンソーススピリットを包含し、開発者が自分自身のアプリを作成し、TS-112Pに潜在的に無限の可能性を追加できるようにしています。
モバイル機器でのアクセス、同期化、共有
TS-112Pは、スマートモバイルデバイスの容量を実質的に拡大する個人用クラウドストレージです。 Qfileでは、ポケットに膨大な量のファイルを入れているかのように、容易に保存したファイルのアクセス、アップロード、ダウンロード、管理、共有を行えます。
iOS 版のQfileアプリでは、TS-112Pに格納されたビデオと写真を閲覧できるだけでなく、AirPlayを介してテレビで再生することができます。 Qmanagerにより、PCの電源をオンにすることなくTS-112Pをリモートで効率的に監視・管理することができます。
柔軟かつ多様、でもシンプルに
TS-112Pは、SATA 6Gb/sと3Gb/sハードドライブ、および各種の3.5 インチ / 2.5インチハードドライブとSSDをサポートしているため、ユーザーは非常に柔軟にハードドライブを選択できます。 さまざまな内蔵入出力ポートは、外部ストレージデバイスやプリンターなどの各種周辺機器に適応しています。
一方で、TS-112Pは、Windows、Mac、Linux、UNIXなどの各種オペレーティングシステム上でファイルの共有と格納を行えます。 簡易システムセットアッププロセスと、使いやすい設計のグラフィカルユーザーインターフェイスにより、ITの専門知識がなくても、誰でも簡単にビジネス用の個人向けクラウドを構築できます。TS-112Pには柔軟かつ多様な機能がありますが、使い方はシンプルです。 最新の互換性リストはQNAP Webサイトをご確認ください。