製品詳細
多目的ストレージ
どのストレージ システムにするかを検討する際に使用する場所によって決めるケースが多くあるようです。デスクに設置する場合、サーバやラックに搭載する場合、そして現場での仕事にといった様々な場所にて使用する場合でもソネットのFusion™ F3は対応でき、高速ストレージのニーズに応えることのできる優れた選択肢です。ドライブを2基搭載したハードウエアRAIDストレージ システムは音響、映像のプロフェッショナルから要求されるあらゆる性能を兼ね備えており、高いスループットパフォーマンス、頑丈なデザイン構造、静かな駆動音、柔軟性に優れた4種のインターフェースと利便性の高いユニバーサル電源を内蔵しています。Fusion F3は高パフォーマンスの3.5インチSATA RAIDドライブをスタイリッシュなアルミとスティール製の筐体に収納、レコーディングスタジオ、ハイエンドのオーディオ機器用ラック、デスクトップ型、ポータブル型用のビデオ編集システムに馴染みやすいデザインです。
内蔵されたハードウエアRAIDと4種のインターフェース
内蔵された高パフォーマンスのRAIDコントローラがFusion F3ドライブを制御、1本のケーブルでホストと接続が可能です。高速モード ("FAST"、RAID 0)、安全 ("SAFE"、RAID 0)、JBOD(1) (Just a Bunch of Disks) コンフィギュレーションに対応し、ニーズに合う適切な構築を行うことができます。F3のRAIDモード コンフィギュレーションはOSに依存しないため、ストレージ システムやデバイスの接続リンクなしに、FireWireインターフェース経由でオーディオ編集/ミキシングインターフェース(またはその機能をサポートする他のデバイス)と直に接続、同時にFusion F3の4種のインターフェースによって、F3はお使いのコンピュータへ接続します。eSATAを高速用、FireWire 800を通常スピード用、そしてFireWire 400やUSB 2.0は柔軟性に富んだ接続が可能です。製品にはインターフェースごとにケーブルが付属されているため新たに購入する必要はありません。
高度のパフォーマンス
「Fast」モード(RAID 0)に構築し、ソネットのTempo SATA E4P、Tempo SATA X4P、Tempo SATA Pro ExpressCard/34、といったeSATAコントローラ経由で接続すると、Fusion F3の最大転送速度は読み/書き共に195 MB/秒に達します。この値は圧縮ビデオデータの編集時に多くのストリームを十分なスピードで扱え、マルチチャンネルのオーディオワークに最適な環境です。ドライブを「Safe」モード(RAID 1)で構築し、F3システムをeSATA接続すると、両ドライブではデータがミラーリングされて保護される上、読み/書きデータ転送速度は最大で105 MB/秒にも達します。
頑丈さと信頼性
Fusion F3の頑丈なアルミとスティール製の筐体は、手荒な取扱いに耐えるデザインですが、それ以上にユニークな内部構造により、最小限の欠陥を要求される厳しい環境に合う用にデザインされています。F3ではドライブが並列に設置され、それぞれのマルチポイントが耐衝撃/耐震動隔離機能を持ち、例えばビデオのキャプチャおよび再生時に起こるコマ落ちの原因となるソフトエラーを誘発する震動や干渉の問題を軽減します。2基の温度調節機能付きファンと自動フェイルオーバー機能が搭載され、システムの信頼性をより確実にします。ソネットが独自に開発したロック機能付 eSATAケーブルが付属、このケーブルはF3をTempo PCIe、PCI-X eSATAホストコントローラカードとの接続時の激しい揺れのある環境においても接続の安全性を高めます。
ラックマウント、段積み可能
Fusion F3 システムは、平らな場所であれば段積みができ、また、オプションのラックマウント キットを使用し、一般仕様のラックへF3システム1台または2台を並列に並べて設置できます。F3は、高さ1U (約4.4 cm、1.75インチ)、ハーフラック幅 (約21.6 cm、8.5インチ)、奥行きはわずか 36.2 cm (14.25インチ)です。F3の前面パネルに、電源スイッチ、ドライブ コンフィギュレーション スイッチが、ドライブ アクティビティ インジケータ、ドライブおよびファン故障検知インジケータ、電源インジケータとともに装備されており、ラックマウント時の操作性を高めます。電源が内蔵されているためレンガのような大型外付けアダプタが不要でケーブルの抜け落ち、絡まりの心配もありません。