株式会社ジャイロス様

関連メーカー:SOHO/中小企業向け小型サーバー・小型PC NOWingシリーズ

株式会社ジャイロス様事業紹介

2005年の設立以来、発展途上国への政府開発援助に関するコンサルタントをメイン業務とする。業務内容は土木建築施設の計画、設計、施工監理、経済・財務分析、環境社会配慮調査、平和構築支援等、多岐に及ぶ。

これまでアフガニスタン、アルバニア、インドネシア、カザフスタン、カンボジア、キルギスタン、タイ、チュニジア、ネパール、フィリピン、ベトナム、ミャンマ、ヨルダン、ラオス、ルワンダなど多数の国々で業務を遂行。近年はアフガニスタンのカブール国際空港の整備の支援を継続的に行なっている。

導入の背景

導入前の課題

  • Windows Home Server のクライアント数10名までという制限が問題となった。
  • サーバー本体が古くなってきて、動きが不安定になることもあった。

導入メリット

  • Windows Server 2012 Essentialsを導入することで、社員数が増えても対応できるようになった。
  • 万が一の故障時のバックアップ体制も改善され、安心感が増した。

なぜ本システムNOWing SERVERの導入が必要だったのですか?

以前はWindows Home Server(以下、WHS)をファイル共有と社外からのリモートアクセスで使っていました。しかし業務拡大に伴い社員が増加し、一人が2台のパソコンでサーバーにアクセスすることも生じてきたためWHSのクライアント数10名までという制限が問題となりました。またサーバー本体が古くなってきて、動きが不安定になることもありましたので、サーバーのリプレイスを検討していました。

ちょうどそのころ従業員数25名以下の小規模企業向けのWindows Server 2012 Essentials が発売されましたので、そのOSがプレインストールされているサーバーを探していました。インターネットでいろいろと探していた時にテックウインドブランドの「NOWing Server」を見つけました。サイズもちょうどいいですし、値段も手頃で納期も早かったので導入を決めました。

導入の決め手

さまざまな製品やサービスがある中でなぜ「NOWing SERVER」の導入を決定されたのでしょうか?

決め手となる要素はいくつかありましたが、やはり筐体の大きさと動作音が一番のポイントでした。「NOWing SERVER」以外にもOSがプレインストールされたタワー型のサーバーをいくつか見つけましたが、筐体がちょっと大きめで場所を取るのと、動作音もうるさそうでしたので、当社の小さくて静かなオフィスには合わないと思いました。小さい筐体で音が静かなサーバーというとNOWing SERVER以外はありませんでした。

HDDが壊れたら、先出で代替えするセンドバック対応というのも安心でした。当社はこのサーバーしか使っておらず、それが壊れてしまうと業務が完全に止まってしまいますので、すぐに代替品を送ってもらえるというのは、重要なポイントでした。保守管理者がいないので何かあった時にサポート対応してもらえるのもありがたいです。

導入の概要

「NOWing SERVER」の導入環境を教えてください。

事務所内のLAN内のファイル共用サーバーとして使っています。ユーザー数は15名くらいです。リモートアクセス機能も使用しています。バックアップは外付けのHDDに取っています。それ以外は特にありません。サーバーは社内の会議テーブルの下に置いています。

システム構成図

「NOWing SERVER」の優れていると思った点は何ですか?

筐体が小さい事と、動作音が小さい事が良いと思います。実際に使って見て、以前のサーバーよりCPUの処理も速くなっているのにほとんど音が出ないことに驚きました。当社のようにサーバールームとかではなく事務所内に置くと、動作音はポイントになりますね。当社のスタッフはほとんど皆、設計をしたりレポートを作成したりしていますので、職場はかなり静かです。そこでウーンと唸る音がするとかなり気になってしまいます。うるさいのは困りますね。

設定もとても簡単でした。本格的な知識がなくても問題なくできてしまいます。電源を入れて5,6時間ですべての設定が終わりました。しかも一番時間がかかったのは、起動時間とか、単純に待っている時間とかで、ユーザー設定やリモートアクセスはすぐにできてしまいました。バックアップも外付けのHDDに取るのはすぐに設定できましたし、リモートアクセスも以前よりワンステップ簡単になりました。

WHSよりも細かい設定ができるのが良いですね。年末に設定して、年始に切り替えてしまいましたので、ユーザーには何の負担もありませんでした。管理は私が一人でやっていますが、やることはほとんどなくて、最初のユーザーアカウントの登録やリモートアクセス設定、アクセス権限の設定など初期設定をしてしまえば、あとは特にすることはありません。

ひとつだけ困ったことは、コピー機でスキャンをしていますが、今使っているコピー機が古くてWindows Server 2012 Essentialsに対応していないとうことです。そこでスキャンをするときだけ古いサーバーを使っています。でも、これはサーバーの問題というよりコピー機の問題になりますが・・・。

実際の使い心地はいかかですか?

特に問題ありません。問題ないというのが非常に重要なところです。信頼性があるということですから。使う人が何の心配もなく使えるのが一番いいですね。とても満足しています。

今まで使っていたサーバーよりOSは新しくなりましたし、ハードウェアのパワーもかなりアップしました。ですから、以前のサーバーよりも処理が体感的に速いですね。たくさんアクセスしても全然ストレスがありません。
海外でプロジェクトがあるとNASでファイル共有をしたりするのですが、遅くて、アクセス数が多くなると、つながらないという不具合が必ず出るのです。しかし、「NOWing SERVER」ですと、アクセス速度も速いですし、安心感がありますね。NASも使っていますが、ほとんどがバックアップ用です。

導入後の効果

「NOWing SERVER」を導入してどんな効果がありましたか?

Windows Server 2012 Essentials は、25ライセンスまではしっかり動く設計がされていますので、社員数が増えても大丈夫です。ライセンスの問題を気にしなくてもいいのは大きいですね。

それから、たくさんアクセスしても特に重くならないという点もいいですね。サーバーはインフラですから、安心して使えるというのは当然と言えば当然ですが、重要です。

万が一の故障時にも対応しやすくなりました。以前は、クライアントの自動バックアップは取れましたが、ファイルサーバーの自動バックアップは取れませんでした。でも今はファイルサーバーも自動バックアップになりましたので、安心です。手動でやっていたことを考えると、メンテナンスが要らなくなって随分、楽になりましたし、心配も減りました。万が一、トラブルが発生してHDDが壊れても1日前には戻れます。一つのドキュメントの重要性を考えると、この点はとても大きいです。

業務の性質上、何日分もの仕事が一つ一つのドキュメントに詰まっていますので、消えてしまうと困るものばかりです。計算式一つとっても、シート一つが壊れると困ります。1か月、2か月掛けたものが消えてなくなると、その間の仕事がなくなってしまうことになります。私たちの仕事は最後に提出する報告書で評価されますので、それが出せないと、何もしなかったことになってしまいます。それを考えると万が一の時のバックアップは以前と比べてかなり改善されました。安心感も違います。

将来の展望

今後どのように使っていきたいですか?

今のところ、拡張や台数を増やすといったことは考えていません。クライアント数が多少増えても問題ありませんし、しばらくは今まで通り使っていきたいです。

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