2013年10月2日発売
オープン価格
・JAN/UPC:0885022003433
・メーカー型番:REXP-1200U-RP(w/rail)
・TEKWIND型番:QNA-REXP-1200U-RP
QNAP Turbo NASを利用しながら、ストレージ容量の逼迫にお困りの法人ユーザーに朗報です。QNAP社から、企業向けラックマウント型NASのストレージ容量拡張を可能にするSAS接続のオプションユニット製品が発売されます。拡張ユニットをデイジーチェーン接続していくことで、最大で400TBを超える物理容量(*2)をサポート可能です。この容量帯のネットワークストレージとしては破格のコストパフォーマンスを実現していることも、新製品の大きな特長のひとつです。今回発売されるのは、2Uラックマウント型12ベイタイプの“REXP-1200U-RP”、3Uラックマウント型16ベイタイプの“REXP-1600U-RP”、および拡張に必要な専用のSASカード“SAS-6G2E-U”です。
ビデオ編集やCADデータの保管、あるいはデータアーカイブといった用途では、保存すべきデータの容量が常に増加を続け、当初の運用計画以上にストレージに対する要求が大きくなるケースが往々にして存在します。これまでQNAP NAS製品にはスケールアップ性が無く、こうしたニーズに応えることができませんでしたが、今回の拡張ユニット製品の発売により、運用中の需要に応じて柔軟かつ迅速にストレージ容量の拡張を行うことが可能になりました。
拡張ユニットがサポートされるのは、PCI Expressスロットを持つ法人向けNAS製品、TS-X70U-RPシリーズ、TS-X79U-RPシリーズ、TS-ECX79U-RPシリーズです。拡張ユニットをデイジーチェーン接続していくことで最大で8台までの拡張ユニットを増設可能で、そのときの最大物理容量は400TBを超えます。また各ユニット間はWide SASポートによって接続されるため、ホスト接続あたり最大で24Gbpsの高速な通信を実現しています。これにより、QNAP Turbo NASの優れたネットワーク転送パフォーマンスを生かしながら容量を拡張していくことが可能になっています。
拡張ユニットの管理はQNAP Storage Managerと呼ばれるGUIベースの管理ツールで一元的に行うことができます。この管理ツールにより、システム管理者は拡張ユニットと搭載したディスクのモニタリング、RAIDグループの作成/管理、およびストレージプールの作成/管理を簡便かつ迅速に行うことができます。
QNAP Turbo NASは、拡張ユニットによるシームレスなスケールアップ性を獲得したことで、より柔軟にストレージへのニーズに対応することが可能になりました。データ容量の増大に対する不安や問題を抱える法人ユーザーにとって、コストを抑えつつフレキシブルな容量の拡張を実現できるQNAP拡張ユニット製品は、最適なソリューションとなり得ます。 QNAP拡張ユニット製品の発売を受け、各社ITハードウェアの正規代理店であるテックウインド株式会社は、幅広い商品群を生かし関連機器も含めた包括的な提案を行って参ります。
*1 NAS=Network Attached Storage:ネットワークに直接接続して利用するストレージ機器
*2 接続したドライブの最大合計物理容量です。実効容量はRAID構成などにより異なります。