国産の産業用ドローンの新定番

小型・高性能・長時間飛行。インフラ点検、災害調査、測量に最適。
40分飛行 × 8Kカメラ × 最大160倍ズーム × レベル3対応

Hayate 2(ハヤテ ツー)は、SoraDynamics社が国内で設計・開発・製造を手掛ける国産ドローンです。
日本国内の産業・防災・公共分野における信頼性を確立します

お客様のご要望に沿った製品の詳しいご相談をされたい場合は、こちらよりお問い合わせください。

なぜ “国産” が選ばれるのか?

産業現場における「安心できる国産ドローン」の選択肢は限られていました。
海外製ドローンへの依存が続く中、セキュリティリスクや供給不安が課題となっています。
今、インフラ点検・測量・自治体活用など、現場で本当に必要とされる「小型かつ高性能な国産ドローン」が求められています。

Hayate 2は、信頼の国産設計、安全性とサポートで選ばれるドローンです。

安心のセキュリティ

データを日本国内で完結

迅速な技術サポート

国内開発チームが直接対応

 法規制対応の容易さ   

国内の型式認証や航空法に
準拠した設計

高信頼性設計

国内基準に基づいた
品質管理・冗長設計

なぜ “Hayate 2” なのか?

SoraDynamicsの新型産業用ドローン「Hayate 2」は、過酷な環境下でも安定した飛行を実現するよう設計された高性能モデルです。優れた飛行性能・耐久性・撮影精度を兼ね備え、幅広い産業用途に対応します。

レベル3.5
飛行対応

無人地帯で目視外に自動飛行

1.6kg
小型軽量

運びやすく、すぐ展開可能

第二種型式認証
取得見込み※1

2026年2月頃取得予定

最大40分
飛行

トップレベルの長時間飛行

5km
長距離通信

遠く離れた場所でも安定操

8Kカメラ
160倍ズーム

遠距離からも鮮明に記録

12m/s
高耐風性能

強風でもブレない安定性能

IP45
防塵防水

屋外利用も安心

-5~45℃
稼働温度

氷点下や猛暑日でも正常動作

8000mAh
バッテリー

大容量で長時間の連続飛行

AI
認識機能

人・車・船舶の自動トラッキング

国産
設計

セキュリティと調達の安心感

※1第二種型式認証機体は、通常は許可・承認申請を必要とする人または物件から30m未満の飛行や人口集中地区上空の飛行が、ドローン免許(二等無人航空機操縦士)があれば申請不要で可能となります。

重量4kg以下のカテゴリーで、レベル3.5対応で国産の第二種型式認証取得は日本初

主要スペック表

項目 内容
重量 約 1.6kg
飛行時間 最大 40 分
通信距離 最大 5 km
カメラ性能 8K 解像度、最大160倍ズーム
防塵防水 IP45
AI機能 障害物回避・対象物追尾(人/車両/船舶)
オプション RTK、サーチライト、スピーカー、4G/5G通信(2026年夏リリース予定)、ドローンポート(2026年夏リリース予定)など
RTKモジュール(高精度測位) 
サーチライト(夜間飛行対応)
スピーカー(上空アナウンスなど)
ドローンポート
(自動運用・充電式/バッテリー交換式)(開発中)

現場ごとの多様な運用ニーズに応えるため、豊富なオプションアクセサリーもラインアップしています。

お客様のご要望に沿った製品の詳しいご相談をされたい場合は、こちらよりお問い合わせください。

活用シーン

あらゆる現場に対応する万能性

case.01

インフラ点検(送電線・橋梁・鉄塔)

Hayate 2は高解像度カメラと赤外線カメラにより、送電線や橋梁、鉄塔などの高所設備を安全かつ効率的に点検できます。人が立ち入れない危険箇所も上空から精密に撮影でき、劣化や損傷、過熱箇所を迅速に把握できます。強風下でも安定した飛行性能を発揮し、山間部や沿岸部でも信頼性の高い点検が行えます。

自動飛行により、オルソ画像の作成も簡単に行えます。Hayate 2は対象となる建物の近くを飛行し、障害物回避機能を活用しながら、安全にデータを収集します。

case.02

災害調査・防災支援

防塵・防滴設計のHayate 2は、雨天や強風下でも稼働でき、災害現場の被害状況を即時に空撮・共有できます。赤外線カメラで夜間の熱源検出も可能なため、行方不明者捜索や被害範囲の把握に有効です。リアルタイム映像伝送により、自治体や救助隊が的確な判断を下す支援を行います。

救助隊員を危険から守りながら、近距離や屋内でメーターを読み取り、掲示板を識別し、物体を検査することができます。3Dスキャン機能を使用することで、火災や災害現場の記録を取得する時間を短縮し、精度を向上させます。

case.03

高精度な測量・3Dマッピング

高精度GPSと高解像度カメラを組み合わせたHayate 2は、数センチ単位の正確な地形データを取得できます。自動飛行で一定高度・角度を保ち、効率的に撮影を実施。後処理で3Dマップや点群データを生成でき、土木設計や建設進捗管理、地形解析などに活用できます。

case.04

公共安全や警備用途

Hayate 2は広範囲の上空監視を可能にし、イベント警備や交通監視などに有効です。高倍率ズームと赤外線カメラにより、昼夜を問わず人や車両の動きを正確に把握。リアルタイム映像を管制室へ送信し、迅速な対応判断をサポートします。国産設計による信頼性も大きな強みです。

赤外線カメラを搭載したドローン Hayate 2+ の優位性

「暗闇でも、熱で見える。安全・効率的に現場を監視」

赤外線カメラを搭載するメリットは、可視光では見えない情報を取得できる点にあります。

優位性

赤外線カメラを活用することで得られる 4 つの主なメリット

夜間・低照度でも撮影可能

赤外線カメラは光がなくても熱を感知。夜間や暗所での飛行・観測が可能です。

温度変化の可視化

断熱不良や電気設備の異常発熱、機械の発熱箇所を可視化し、目視では難しい異常を早期発見。

安全性向上

災害・火災など危険エリアでも、離れた場所から安全に監視・点検が行えます。

効率的なデータ取得

立ち入り困難な場所でも広範囲の温度情報を短時間で収集。従来の巡回より 効率・コスト面で優位。

主な用途

赤外線カメラ搭載ドローンが活躍する、代表的な現場・分野

建築・インフラ点検
  • 屋根・外壁の断熱・水漏れチェック
  • 電力設備や太陽光パネルの異常発熱確認
防災・災害対応
  • 火災現場や倒壊建物での人や熱源の検知
  • 洪水や地滑りなどの災害状況の把握
農業・環境モニタリング
  • 作物の生育状況や水分状態の確認
  • 森林火災の早期発見
警備・保安
  • 夜間の施設監視
  • 人や動物の検知による不審者の早期発見

導入の流れ

導入から運用まで、ドローン特有の手続き・安全運用まで一気通貫でサポート

STEP 1
お問い合わせ・資料請求

まずはお気軽にお問い合わせください。ご利用シーンやご要望に応じた最適な運用プラン・機種選定をご提案します。

STEP 2
デモ体験/ヒアリング

実機によるデモ飛行や技術説明を行い、実際の運用イメージをご確認いただきます。現場環境や通信条件などもこの段階でご相談可能です。

STEP 3
ご提案・お見積り

要件に基づき、Hayate 2 / Hayate 2+ の仕様・オプション・導入コストを明確にご提案します。

STEP 4
注文・納品

ご発注後、機体・コントローラー・付属品を検品の上、安全に納品いたします。

STEP 5
操作トレーニング

専門インストラクターによる操作講習を実施。基本操作だけでなく、法規制・夜間・災害時運用など、実践的な内容をカバーします。

STEP 6
保守・アップデート

全国対応の保守体制により、定期点検・修理・アップデートなどを継続サポート。長期運用にも安心です。

お客様のご要望に沿った製品の詳しいご相談をされたい場合は、こちらよりお問い合わせください。

Hayate 2 スペック

ドローン本体

Hayate2は、小型の空撮用ドローンとして、必要な機能が詰め込まれた機体です。
なお、 Hayate2シリーズは、カメラの違いにより2つの商品がありますが、機体の性能はどちらも同じです。

※機体のスペックは、予告なしに変更になることがあります。

項目 Hayate 2 Hayate 2+
基本性能 搭載カメラ 広角+望遠 広角+望遠+赤外線
軸間距離 480mm
標準離陸重量 1.60kg
最大飛行時間 40min
最大耐風速度 12 m/s
最大離陸高度 3000m
飛行性能 最大旋回速度 Pitch:300°/s Yaw:120°/s
最大上昇速度 6 m/s
最大下降速度 5 m/s
最大水平速度 Pモード15m/s,Sモード21m/s
飛行モード A(姿勢)、V(ビジョン)、P(ポジション)、S(スポーツ)、T(トライポッド)
バッテリー タイプ LiPo インテリジェントバッテリー
容量 8000mAh
電圧 14.4V(4セル)
充電温度 5〜45℃
寿命 充放電150回(90%消耗)
その他 フェールセーフ 低電圧、通信途絶
ワンボタン離陸・着陸 有り
オフラインマップ 有り
ジオフェンス 有り
IP等級 IP45
作動可能温度 -20〜55℃
ナビゲーション GNSS GPS + Galileo + GLONASS + QZSS
GNSS取得時間 起動時:≤30s/再起動時:≤20s
ビジョンポジション精度 垂直:±0.1 m 水平:±0.3 m
GPSポジション精度 垂直:±0.5 m 水平:±1.5 m
RTKポジション精度 垂直:1.5 cm + 1ppm 水平:1 cm + 1ppm
センサー・
障害物回避
搭載センサー ビジョンセンサー:6軸 赤外線センサー:下方
障害物回避 有り
トラッキング機能 有り
AI判別 人物・自動車を判別
精密着陸 有り
ルート飛行 有り
非GPSナビゲーション 有り
通信 最大通信距離 5km(MIC/CE)
周波数 2.4GHz、5.7GHz
出力 (EIRP) < 28dBm
遅延 200ms
カメラ 

Hayate2は高性能カメラを2種類準備しています。「広角+望遠レンズ」のカメラは2種とも共通です。
なお、カメラは取り外し出来ません。

項目 Hayate 2 Hayate 2+
可視光レンズ イメージセンサー 広角:1/1.49 CMOS / 望遠:1/2 CMOS
FOV 広角:85° / 望遠:25°–9.7°
焦点距離 広角:換算 5.52mm
望遠:18–46.3mm(実焦点)/換算 96–240mm
絞り 広角:F/1.88 / 望遠:F/3.7–F/4.2
撮影距離 広角:8cm〜 / 望遠:5m〜
ズーム 広角:光学 4×/ハイブリッド 160×
望遠:光学 10×/ハイブリッド 160×
赤外線レンズ イメージセンサー 非冷却バナジウム酸化物
FOVDFOV:61°
焦点距離換算 9.1mm
絞りF/1.0
撮影距離固定
ズームデジタルズーム:28×
静止画 画素数 Single shot:12MP/50MP(可視)
Timed shot:12MP/50MP(可視)
※望遠:12MP/48MP(Hayate2+)
最大画像サイズ 8192×6144/8000×6000 可視:8192×6144/8000×6000
赤外:640×512
静止画フォーマット JPEG/DNG(RAW) 可視:JPEG/DNG(RAW)
赤外:JPEG/R-JPEG
ISO100–25600
シャッター・撮影モード シャッター:8–1/8000s
JPEG:2/3/5/7/10/15/20/30/60s
フル解像度は2秒以上/低照度:12MP/パノラマ:12MP・100MP
動画 エンコード/解像度 可視:H.264/H.265
3840×2160@60fps、1920×1080@30fps
3840×2160@30fps、7264×4086@15fps
赤外(Hayate2+):640×512@30fps
動画ビットレート 4K:160Mbps/FHD:100Mbps 可視:4K 160Mbps/FHD 100Mbps
赤外:6Mbps
動画フォーマットMP4
その他 ファイルシステム exFAT
赤外線と温度測定 赤外線波長 8–14 μm
感度(NETD)≤ 50 mK @ F1.1
画素ピッチ12 μm
フレームレート30 Hz
疑似カラー8 modes
温度測定範囲 Mode 1:−20°C ~ 150°C
Mode 2:0°C ~ 550°C
温度測定精度±3°C または ±3%
送信機

送信機も専用設計のオリジナルになります。
直射日光の下でも、視認性の高い仕様で、あらゆる業務でも対応できます。

項目 送信機
本体 型番 SD-CS1
重量1.03kg
稼働温度-20℃~+55℃
防水性能簡易防水
寿命1000時間以上
OSAndroid 7以上
アプリケーションSD FlightⅡ Version 1.0
C2リンク
(操作・テレメトリー・映像伝送)
信号有効距離 5km
動作周波数 2.4000 GHz - 2.4835 GHz
5.6500 GHz - 5.7550 GHz
アンテナ2送信4受信
EIRP(EIRP) < 28dBm
Wi-Fi プロトコル Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
動作周波数 2.4000 GHz - 2.4835 GHz
5.6500 GHz - 5.7550 GHz
モニター 解像度 1920 × 1200
寸法7.02インチ
照度1000 nit
タッチパネル機能有り
ナビゲーション 衛星 GPS + Galileo + GLONASS + QZSS
バッテリー バッテリー リチウムバッテリー
バッテリー容量 内蔵:7000mAh @ 7.2V
拡張:7000mAh @ 7.2V(オプション)
消費電力13W

FAQ(よくある質問)

バッテリー交換はどのくらい簡単にできますか?

 

Hayate 2のバッテリー交換は、工具不要で簡単に行えます。
機体の下部にあるバッテリースロットに新しいバッテリーをスライドインするだけで、迅速な交換が可能です。

災害現場で雨天でも利用できますか?

 

Hayate 2はIP45等級の防水・防塵性能を備えており、軽度の雨天でも運用可能です。
ただし、強い雨や風が予想される場合は、機体の安全性を確保するために飛行を避けることを推奨します。

型式認証はいつ取得予定ですか?

 

現在、レベル3.5対応の第二種型式認証取得を進めており、2026年2月頃の取得を予定しています。

通信距離はどのくらいですか?山間部でも使えますか?

 

通信距離は最大5km(MIC基準)、最大離陸高度は6,000mです。
山岳地帯やインフラ設備が点在する広域現場にも適応します。
2.4GHzおよび5.7GHzの周波数帯に対応しており、5.7GHzは無線局の開局をしたユーザーのみ選択可能です。
山間部での使用については、地形や障害物による影響を受ける可能性があるため、事前の電波環境の確認と適切な周波数帯の選択が重要です。

操作講習はありますか?

 

はい、Soradynamics社はドローンの安全な運用をサポートするため、操作講習を提供しています。
講習内容には、基本操作から高度な飛行技術、法規制の理解まで幅広く対応しています。
詳細や申し込みについては、お問い合わせください。

メンテナンスやアフターサービスはありますか?

 

はい、Soradynamics社は全国でのサポート体制を整備しており、定期的なメンテナンスや修理、ソフトウェアのアップデートなどのアフターサービスを提供しています。
詳細については、お問い合わせください。

Hayate 2の価格を教えてください。

 

仕様やオプションによって価格は異なります。お客様の業務内容やご要望に最適なプランを個別にご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

Hayate 2とHayate 2+の違いを教えてください。

 

主な違いは搭載カメラの種類です。
Hayate 2:広角+望遠の2種類のカメラを搭載。
Hayate 2+:広角+望遠+赤外線の3種類のカメラを搭載。
※Hayate 2+は赤外線撮影が可能なため、夜間や低照度環境での運用に適しています。

SoraDynamics 株式会社の会社概要

SoraDynamics株式会社は、日本国内で設計・開発・製造を手掛ける産業用ドローンの専門企業です。国内のインフラ点検・災害対応・測量・物流など、厳しい現場での運用を想定した高性能ドローンを提供。最新モデル「Hayate 2」は、安定した飛行性能と高精度カメラ、豊富なオプションで現場の多様なニーズに応えます。さらに、国内開発ならではの迅速なサポート体制と高品質な安全基準により、安心して導入いただけます。SoraDynamicsは、国産技術で日本の空を安全かつ効率的に活用する未来を切り拓きます。

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