公開日:2016.07.22 更新日:2022.06.24 閲覧数 25,544 (月間101)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

サーバーを運用している人の中で、サーバーが熱をもってしまった場合にどうしたらいいか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
サーバーが熱をもってしまうとどうなるのか、その熱対策にはどういった方法があるのかを知っておくと便利です。

サーバーが熱をもつとどうなる?ダウンや故障の原因になる?

サーバーが熱をもってしまうとさまざまな問題が出てきます。
その問題のひとつは、サーバーにとって非常に重要な部品である半導体の故障率が熱をもつことで急激に上昇するという点です。
半導体に限らず、電子機器は熱に弱い物が多く熱が上がってしまうとそれだけ故障率が上昇してしまいますし、サーバーそのものの寿命も縮んでしまいます。
ネットワーク社会とも言われる現代においてサーバーが故障、サーバーダウンしてしまうというのは場合によっては致命的な損失にもなりかねません。
そういった事態を防ぐためにも、きちんとした熱対策は急務となっています。

熱対策の方法、効果のある熱対策

サーバーを置いておくスペースの熱対策の一番のポイントは、空気の流れを作ってサーバーの熱が一か所に溜まってしまうことを防ぐという点です。
ただ部屋全体を空調などで冷やしたとしても、熱が溜まってしまうポイントがあるとその場所にあるサーバーは熱を逃がすことができず、結果的に熱をもった状態になってしまいます。
ですからサーバールームを作る際は、冷気と暖気それぞれが通る道を作っておき、暖気の通る道にサーバーの排熱箇所が向くようにサーバーの向きを揃えて並べるようにしましょう。
全体的に空調を強めるのではなく、きちんと空気が循環するようにサーバールームを作ることが最大の熱対策と言えます。

熱対策に便利な扇風機

熱対策と聞くと多くの人は強い空調と思いがちですが、実際には空調が強くても効率良くサーバーを冷却することはできないので、コストの無駄になってしまうことが多いです。
そこで重宝するのが扇風機で、特に床下送風型や床置き型の扇風機がサーバーの熱対策にはとても向いています。
扇風機を使って冷風を送ることでサーバールームに空気の流れを作り、サーバーを効率良く冷却することができますし、空調を抑えて冷却ができるのでコストを抑えるという意味でも重宝するでしょう。

サーバーは電子機器であり、当然ですが熱には弱くあまり高温になると故障してしまう確率がとても上昇します。
ですから、きちんとした熱対策をしてうまく排熱できるようにサーバーを配置し、扇風機を使って空気の流れを作るなどをしておくとサーバーを長く使える助けとなります。

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