公開日:2016.06.28 更新日:2022.06.24 閲覧数 8,684 (月間36)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

サーバーにはクラウドサーバーとレンタルサーバーがあるのはご存知ですか?
名前を聞いたことがあるという人は多いかもしれません。
しかしこの二つの違いをきちんと理解している人は少ないかもしれません。
そこでそれぞれがどのようなものなのか、またこの二つはどう違うのかを説明します。

クラウドサーバーとは

クラウドサーバーは別名「仮想サーバー」とも言われます。
クラウドサーバーはネットワーク上でサーバーの機能を提供しているものになります。
自分自身でサーバーを用意することがなく、物理的な実態がないため仮想サーバーとも呼ばれるのです。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーはホスティングサーバーなどとも呼ばれ、サーバーを運営している業者から借りるサーバーになります。
サーバーの運営は大手企業がしているものから、SOHOと言われる個人事業のような所まで様々で自分で選択をすることができます。

クラウドサーバーとレンタルサーバーの違いは?

ではクラウドサーバーとレンタルサーバーはどのように違うのでしょう?
クラウドサーバーとレンタルサーバーで決定的に違う部分は、使用するサーバーが存在するかになります。

上記でも述べたようにクラウドサーバーは仮想サーバーと呼ばれ、ネットワーク上で複数のサーバーが仮想化されたものを使います。
そのため、ユーザーはその時の必要に応じてCPUやメモリを増減できます。
実態がない分そういった部分は柔軟に対応をすることができるのです。

一方のレンタルサーバーですが、レンタルサーバーはサーバーを運用している業者が所有しているサーバーを複数のユーザーで使用します。
そのため、CPUやメモリは一定の容量になります。
つまり、アクセスが集中するなどした事態になった場合、サーバーが処理をし切れずにダウンをしてしまう可能性があります。

ストレージやネットワーク帯域なども、クラウドサーバーでは自由に拡縮できたり、大規模なものが可能といった利点があります。
逆にレンタルサーバーではサーバーを複数のユーザーがシェアして使用するため、低コスト化が可能になります。

クラウドサーバーが良いのかレンタルサーバーが良いのかということは一概には言えません。
何に重点を置くのかによって変わってきます。
必要な規模、想定できるコストなどを考えてからどちらを選ぶのかをしっかりと考える必要があります。

ネットワーク環境はこれからの社会には必要不可欠なものです。
選択をする際にはきちんと学び、失敗しない選択をするようにしましょう。

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