Windows Server 2019 のライセンスの基礎知識③
公開日:2020.02.04 更新日:2022.06.24 閲覧数 42,821 (月間257)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

ボリューム ライセンスにおけるコア ライセンスの販売形態

ボリュームライセンスでは、Windows Server 2019 Datacenter/Standard のコア ライセンスを 2コアパックで販売します。サーバーのコア数、プロセッサー数、使用する仮想インスタンス数 (Standard エディション) から計算した総コアライセンス数を2で割ることで、2コアパックの購入数を算出できます。

お悩み解決

Windows Server 2019 の提供エディションとライセンスモデル
エディション 説明 ライセンスモデル CAL要件
Windows Server 2019 Datacenter 高度に仮想化されたデータセンターおよびクラウド環境向け コアベース Windows Server CAL
Windows Server 2019 Standard 物理環境または最低限の仮想化環境向け コアベース Windows Server CAL
Windows Server 2019 Essentials ユーザー数が25名以内で、デバイスが50個以内の小規模企 業向け。Essentials は、Windows Server 2016 では提供され ない Foundation Edition をご使用のお客様に最適な選択肢 サーバー ベース CAL 不要
Windows Server 2019 MultiPointPremium Server* 1 台のコンピューターを複数のユーザーで使用可能 (教育機関向けライセンスのみでのご提供) サーバー ベース Windows Server CAL+ RDS CAL
Windows Storage Server 2019 専用の OEM ストレージ ソリューション向け。OEM チャネルを通じて販売される Standard Edition および WorkgroupEditionで使用可能 サーバー ベース CAL 不要
Microsoft Hyper-V Server 2019 ハイパーバイザーを無料でダウンロード NA NA

* 法人のお客様は、Standard Edition および Datacenter Edition で提供される Windows MultiPoint Premium Server の役割を使用可能。
Multipoint Server では、Windows Server CAL と RDS (リモート デスクトップ サービス) CAL が必要です。

Windows Server 2019 Datacenterと Standard の機能比較
機能 Datacenter Standard
Windows Server の基本機能
OSE/Hyper-V コンテナー 無制限 2
Windows Server コンテナー 無制限 無制限
Nano Server*
ホスト ガーディアン サービス
ストレージ スペース ダイレクト、ストレージ レプリカなどのストレージ機能  
シールドされた仮想マシン  
ネットワーク スタック  

* 運用環境で Nano Server を展開および運用するにはソフトウェア アシュアランスが必要

ライセンスの割り当て

特定のサーバーに割り当てたサーバーライセンスは、最後に割り当ててから90 日以降であれば、他のサーバーにライセンスを割り当て直すことができま す。再割り当てを行った場合、元のサーバーでWindows Server のインスタンスを実行することはできません。また、プレインストール製品のライセンスは、割り当て日数やハードウェアの故 障などに関係なく、他のハードウェアにライセンスを移動することはできませんのでご注意ください。

割り当て日数、ハードウェアの故障や 老朽化などに関係なくプレインストール モデルから他のハードウェアに ライセンスは移動できません。

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