公開日:2016.07.22 更新日:2022.06.24 閲覧数 16,312 (月間71)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

サーバーを利用している人にとって、サーバーにかかる負荷というのは無視できない要素です。
サーバーに負荷がかかりすぎるとどういうことになるのか、それを防ぐために負荷分散をするにはどういった方法があるのか、これを知っておくとサーバー運用で重宝するでしょう。

サーバーに負荷がかかりすぎるとどうなる?

サーバーに負荷がかかりすぎると、サーバーが停止してしまうのではと心配する人が多くいますが、実際には停止するよりも前にサーバー側がそれを阻止するための処置をします。
インターネットなどを利用していて、サイトを見ようとした時に503エラーが出たという経験がある人は多くいると思いますが、この503エラーこそサーバーに高い負荷がかかった時にサーバー側がとる処置なのです。
この503エラーはサーバーに決められた同時アクセス数を超えたので、サーバーへの負荷を避けるため一時的にアクセスを制限している状態です。サーバーに負荷がかかった時には、サーバーが停止するのではなくこの503エラーの状態になってしまいます。

サーバーの負荷分散を考える

利用しているサーバーが頻繁に503エラーの状態になってしまうと、企業などにとっては大きな損失となってしまうこともあります。
ですから503エラーの状態を避けるために、負荷分散を考えていかなくてはいけません。
負荷分散はサーバーにかかる負荷を軽くするために、複数のサーバーを用意してアクセスを分散させてひとつのサーバーにアクセスが集中するという事態を避けることが大前提となります。
こうすることでアクセスの集中を避け、負荷分散させることにより503エラーを防ぐことができます。

負荷分散以外に負荷を減らす方法とは

サーバーを複数用意して負荷分散をするのは、サーバーへの負担を軽くする一番確実な方法です。
しかしこれはコストが大きくなりがちですから、コスト面から難しいということもあるため、負荷分散だけでなくサーバーを変更していみるというのも良い方法です。
レンタルサーバーの場合、月々の支払いが安い共用サーバーを利用していると503エラーが起きやすく、余計なコストがかかってしまう場合があります。
ですからビジネスで利用するならば、月々の支払いはやや高くなりますが高負荷にも耐えやすい専用サーバーへ変更してみましょう。

サーバーへの負荷はサイトの運営などをしていく上で避けては通れない問題です。
サーバーが頻繁に503エラーを起こすようならば、複数のサーバーを用意したりレンタルサーバーならば専用サーバーへ変更してみるなど、負荷分散や負荷に耐えられるようにしていきましょう。

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