公開日:2016.05.24 更新日:2022.06.24 閲覧数 7,312 (月間34)

こんにちは、テックウインド株式会社メディアチームです。

企業や組織内で複数の人が共有するファイルサーバーですが、そのセキュリティに関して万全の対策はとられているでしょうか。組織の再編で担当が変わったときなどは特に気をつけましょう。

過去の資料も必要だから仕方ないと、多数が自由にアクセスすることを黙認することがあります。その便宜上とられていた方法が、再編数か月後もそのままの状態であると、思わぬ事故につなががる場合もあるので注意が必要です。

ファイルサーバーのセキュリティ対策の重要性

企業で運用するファイルサーバーには、複数の社員が日常的にさまざまなデータを蓄積しています。
ファイルを集中して管理することは情報セキュリティ上、有効な方法です。

しかし、企業内でファイルサーバーを利用する社員が多ければ多いほど、ファイルサーバー内の文書は増え続けます。
その分、ファイルサーバーへのアクセス管理がセキュリティ上困難になる上に、重要性は増していきます。

2016年より導入されたマイナンバーに関してもそうであるように、社内には確実に守られるべき情報がたくさんあり漏えいは許されません。
セキュリティの重要性を企業内で常に確認し合った上で、有効な対策をとり続けることが大切です。

ファイルサーバーのセキュリティ対策の方法

企業のファイルサーバーのセキュリティ対策については、共有のファイルにアクセスできる社員を特定し、確実にルールを守ることが大切です。
アクセス権のある社員は、IDとパスワードの管理を怠らず、定期的にパスワードを変更するなど、有効な対策をあらかじめとっておくべきです。

アクセス権のある社員は特に、机から離れる際はシステムからログオフする習慣を身につけると、不用意にパソコン画面から情報を盗み見られることを防げます。

サーバーにセキュリティ対策を実施しない場合のリスクとは

企業などでサーバーのセキュリティ対策をないがしろにしている場合は、企業内で守るべき情報が漏えいする可能性があります。
万が一、顧客や社員のデータが漏えいした場合、その責任は重く、社会的信頼の失墜につながり経営的悪影響も間違いなく生じます。

行政からも、業務停止、免許剥奪、損害賠償責任など指導が入ることにもなり、ブランドイメージが崩れることになりかねません。
金銭面でも、見舞金、謝罪にかかる費用、情報システムの見直しに関する費用と、莫大な損害につながる危険があります。

セキュリティをないがしろにした場合に、ちょっとしたほころびから思わぬ大惨事を招く可能性があります。
IT社会では情報セキュリティはあらゆる組織や企業にとって、もっとも優先されるべき事項です。

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